箱根駅伝 国士舘大学 取材後記
文化放送では全チームの全選手にお話を伺い、取材をしています。12月11日(土)に行われた国士舘大学の取材後記です。
国士舘大学には晴男がいる…?
この日だけでなく、過去も取材の日は晴れるんです。快晴なんです。
↓ちなみに過去2年もこんな感じでした。
さて、国士舘大学は予選会通過10位、ぎりぎりで箱根駅伝本戦への出場権を手にしました。しかしそれは「攻めた結果」(綱島辰哉選手談)。予選会通過が目標ではなく、あくまでも本戦で戦い抜くために攻めた結果だったそうです。
チームの意識を変えたのはキャプテン・木榑杏祐(こぐれ・きょうすけ)選手。
前回大会97回では4区を走りました。
この木榑選手、何を隠そう一般入試組です。そもそも大学では競技を続ける予定がなかったそうですが、高校最後のレース結果に満足できず、競技を続けたいと一念発起。
すでに入学が決まっていた大学の添田監督に直電(!)で入部を直訴し、マネージャーになる可能性があること、そうなっても辞めないことを条件に入部を許可されました。
そこから箱根駅伝出走をつかみとり、キャプテンになる姿は、当時思い描いていた以上だそう。
そしてすごいのが寮に入らず一人暮らしをしていること。寮に入る選択肢もあったそうですが、「寮で助けられるのではなく、社会人になる上でも自立した生活をしていくことが必要」と考え、4年間一人暮らしを貫きました。
箱根駅伝は1区が希望です。「1区でいい走りをして、チームを勇気づけたい」と考えています。
苦しくても諦めることを知らない叩き上げの「国士」がどんな走りを見せるのか。楽しみです。
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この記事の番組情報
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