森永卓郎「根本的な解決策は国産ワクチン」オミクロン株〜12月6日「大竹まこと ゴールデンラジオ」
経済アナリストの森永卓郎氏が12月6日に放送された「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)に出演し、現在世界中で感染が広がっている新型コロナウィルス・オミクロン株について、番組パーソナリティのタレント・大竹まことと語った。
デルタ株に比べて感染力が強いオミクロン株だが、まだまだ不明な部分が多い。そんな中、気になるポイントとして、森永氏は「どれだけ重症化するのか?」「今のワクチンがどれだけ効くのか?」を挙げた。
日本での3回目のワクチン接種を6ヶ月後に早めるべく議論が進んでいるが、ワクチン未接触者の重症化や効果の短命化の例を見ると、現在、感染のリスクが高いのは「子供と高齢者」(森永氏)になると言う。せっかく少し経済も戻ってきつつあったが、ワクチン確保、接種が数ヶ月先では、「日本の国民性を考えると、また自粛に入ってしまうのでは」(森永氏)と懸念している。
そこで、森永氏は、早期のワクチン確保、接種のための「根本的な解決策は国産ワクチン」だと主張した。ただ、現在、国産ワクチンの開発はあまり進んでおらず、とある国産メーカーのワクチンが早くて来年の3月だそうだ。諸外国では、ワクチン開発に費用を投じているが、この話を受け、大竹は「日本はいまだに民間がやっていて、アメリカは政府の予算が入っているんでしょ」と聞くと、森永は「何でやんないのか、そこが最大の謎です」と、早期の国産ワクチン開発の必要性を訴えた。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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