アフリカのワクチン接種率は7.3%…オミクロン株への”水際作戦” 懸念点は? 〜12月2日「大竹まこと ゴールデンラジオ」
12月2日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種率について取り上げた。
現在、世界全体でワクチンを2回接種率は43%。
アジアでは48%、欧米は58%、アフリカは7.3%。地域格差が深刻なものとなっている。
大竹「アフリカでは、医療従事者でも4人に1人しか接種できてない。世界的に見れば、3回目の接種をしようとしてるところもあるけど。一部の国が一生懸命にやってもだよ、接種率が悪い国で感染したら、地球を俯瞰で見たら(ウィルスを)抑えられないじゃん」
砂山アナ「これは仮定の話ですけど、また次の株が出てきましたっていうときに、じゃあ今度はワクチン4回目接種なのかっていう、イタチごっこがずっと続いてしまう。アフリカの接種率が低いなら、まずはここをケアするべきじゃないかという声も多く出ています」
日本では医療従事者の3回目の接種が始まった。
一方でペルーから帰国した男性から、新たな「オミクロン株」も発見されている。
大竹「日本は色々な水際対策をしたんだけど、これは大変なんだなあと。渡航の場所が違ったりすると、すぐそこからこぼれちゃうとか。でも『水際作戦で全地域を入国禁止にするのも良くないんじゃないか』って声もある」
砂山アナ「要するに、良かれと思って早めに対象国を公表したのに、それが今後新しい株が発生したとき、発表を遅らせるという例を出してしまうんじゃないかと」
大竹「ああ〜。新しい株が出たときに『これだと海外との取引がなくなっちゃうから、発表しないようにしよう』ってなっちゃう可能性も、なきにしもあらずだよね」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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