マニアも納得 大相撲重大ニュース 11月30日「くにまるジャパン極」
文筆家で大の好角家、能町みね子さんと相撲情報誌TSUNA編集長の竹内一馬さんが令和3年の大相撲を総決算。11月30日「くにまるジャパン極(文化放送)」では、フツーの相撲ファンとは目の付け所が違う二人が、マニアも唸らせる今年の大相撲重大ニュースを発表した。
野村邦丸アナ「まずは竹内一馬編集長が選ぶ大相撲重大ニュース!」
竹内「白鵬、勝南桜が引退!」
能町「並べるんですか、それ(笑)」
邦丸「白鵬は説明いらないですけど、勝南桜ってどんなお相撲さんか説明しないと…」
竹内「通算成績が3勝で、負けが200何敗。逆にそれが注目された力士です。立ち合いで当たらずに尻餅をついて逃げてしまうことが話題になりました」
能町「それをやったのは1回だけなんですけど、相手があまりにも強いっていうのを知っていたんで怖くなっちゃったんですね、恐らく…」
邦丸「式秀部屋でしたっけ?親方もよく続けさせましたよね?」
竹内「200何敗しても土俵に上がり続けたのは相撲内容とか実力は別にして、そこは評価したいなと思います。第2の人生ではたくさん白星を積み上げてほしいです」
邦丸「それでは能町みね子さんが選ぶ大相撲重大ニュースは?」
能町「明瀬山 再入幕で大活躍!」
一同「(拍手)」
邦丸「明瀬山ってどんなお相撲さんかおさらいしましょう」
能町「額が凄く狭くて、体も言っちゃなんですけど、凄くたるんでるんですよ。ぱっと見、強くないんじゃないかと思うんですけど、当たりも強いし、技術的にも優れているんです。
私は10何年前から【パンの山】って呼んでるんですけど、最初、背中を見てパンっぽいなって思ったんです。前もよく観察すると、焼く前のこねてる段階のパン生地っぽい(笑)」
能町「一度入幕したんですけど、すぐに落ちてしまって。その後、結構苦労して、年齢も年齢だし、内心もう限界なのかなって思っていました。ですが、去年末から急に活躍し始めて今年の初場所で4年ぶりくらいに再入幕を果たしたんです。これで十分だと思ってたんですけど、初日から6連勝!敢闘賞候補になるくらい大活躍で…」
能町「その後、アゴを骨折して幕下に落ちてしまったんですけど、九州場所で復活して5勝あげまして…来年また戻ってくれると信じているんですけどね」
この他にも能町みね子さんと竹内一馬さんが令和3年の大相撲重大ニュースを発表。二人が何を選んだのか気になる方はradikoのタイムフリー機能でご確認ください。
「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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