意見の多様性はどこに? 「温泉むすめ」ネット炎上で考える ~11月23日「おはよう寺ちゃん」
11月23日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、インターネット上で「炎上」している「温泉むすめ」について、寺島尚正アナウンサーと火曜コメンテーターで上武大学教授・田中秀臣氏が議論した。
「何故これが大騒動に」
温泉むすめは日本全国の温泉地を擬人化・美少女キャラクター化したもので、メディアプロジェクトの一種。
まずは寺島アナが騒動の発端を説明した。
「一般社団法人Colabo(コラボ)の代表を務める女性がツイッターで『出張先で温泉むすめのパネルを見て、なんでこんなものを置いているのと思って調べたらひどい。スカートめくりキャラ、夜這いを期待するキャラ、癒しの看護キャラ、セクシーな大人の女性に憧れる中学生など、性差別で性搾取』とツイートして訴えました」(寺島アナ)
これについて意見を問われた田中氏は少々困惑しながら、「人の私感ですからね。僕は別にいいんじゃないかと思います。人によっては性差別で性搾取と思う方もいるんだろうなと思うんですけど、何故これが大騒動になるのでしょうか。意見の多様性はないのでしょうか」とコメントする。
加えて、寺島アナは「温泉むすめ批判への皮肉として、『温泉むすこ』というものが生み出されたんです。このキャラクターの名前が『玉袋ゆたか』」と紹介。「性格は普段から妄想ばかりしている夢みがち。このキャラなら温泉地においてもいいだろうとの反論があるようです」との反応とともに伝えた。
「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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