ウルフ・アロン「栄養士の方からおにぎり28個分以上食べなさいって言われて」金メダル獲得の最大の危機!~11月17日「大竹まこと ゴールデンラジオ」
11月17日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)に、東京オリンピック柔道男子100キロ級金メダリストのウルフ・アロンがゲスト出演をし、自身のラジオや書籍について語った。
話すのは好きだというウルフ選手。大竹が金メダルを見たことないから見せて欲しいと頼むと、
「マネージャーさんがボロボロの紙袋に入れて持ってくれてる。金メダルが重すぎて色々な紙袋に変えるけど破れていっちゃう」と、衝撃の告白。
「決して噛んだりしませんから」と軽口をたたいた大竹は、実際に金メダルを持つと、
「うわ、重てっ!すごい!生まれて初めてだよ!」とテンションを上げた。
壇蜜や砂山アナもメダルを手に持ち、口々にその重さに感動していた。メダルの重さは銀が550グラム、金が金メッキ分重く556グラムだという。
「(団体で取った銀と一緒に)2個かけて挨拶とか行くんですけど、首が筋肉痛になります」というウルフ選手。
柔道100キロ級の金メダルは、シドニー五輪の井上康生選手以来5大会振りの快挙。大内刈での一本は狙っていたのか問われると、ウルフ選手は
「僕はどちらかというと勝てるなら何でもいいと思っていた。一本決めるというよりは、相手が嫌なことをして最後に仕留めるという風に考えてやっていたら、最後投げることができた」と振り返った。
稽古については「稽古はきついが、目的を持ってやっていたら楽しい。目標とか夢を持ちながらやってほしい。きつかったけど、オリンピックを優勝してみて、やっていて良かったと思う」
試合時間が長ければ長いほど強いというウルフ選手。ゴールデンスコア(延長戦)に入ると圧倒的な強さをみせることから『ウルフタイム』といわれてる。その理由を尋ねられると、
「もともと持ち味がスタミナ。前半は相手もスタミナがある中で試合をするのでバチバチのやり合いになる。後半になっても自分のスタミナが落ちないので自分のパフォーマンスが上がっているというよりは、相手のパフォーマンスが落ちて自分が上がっているように見える」と説明した。
試合前日の計量等、減量の厳しさについて質問が及ぶと、
「計量までに何回も体重を計るのでドキドキするよりは最終日は水も抜いているので体がカラカラの状態でそれがきつい。終わったら何を食べるかを考えて我慢している。夜の8時に計量があって、それが終わってからご飯を食べる。次の日の試合直前に全選手の中から4人ランダムで当日計量がある。当日計量は各階級5パーセントまで(100キロ級なら105キロまで)増やしていいけど、自分は体重が106.5キロまで増えていた。それ(当日計量)に引っかかって・・・」と告白。
1日で6キロ太れます!?と驚く壇蜜の質問には、
「1日というより半日ですね。栄養士の方からおにぎり28個分以上食べなさいって言われて。それぐらいの炭水化物を取らないと、あなたは力が出せないと言われた。流石に4人だから大丈夫だろうと思っていたら、日本人の名前は無くて一瞬気付かなかったんですけど、僕の名前アメリカ人なんであったんですよ。1時間の猶予の間に1.5キロ落としました。逆にいつもはそんな激しいアップをしないので、いつもよりいいパフォーマンスができた部分もあった」と結果オーライだったとあっけらかんと語るウルフ選手に大竹たちも大笑いした。
「僕がご飯食べすぎだったかもしれない。焦りました」と語った。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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