森永卓郎「デジタル田園都市国家構想には全面的に賛成」〜11月15日「大竹まこと ゴールデンラジオ」
経済アナリストの森永卓郎氏が11月15日に放送された「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)に出演し、岸田首相が掲げる「デジタル田園都市国家構想」について、「全面的に賛成」と自身の意見を語った。
「デジタル田園都市国家構想」とは「デジタル技術の活用により、地域の個性を活かしながら、地方を活性化し、持続可能な経済社会を実現」を目指す施策で、11月11日に初会合が開催され、岸田首相も「成長戦略の主要な柱に据える」とコメントするほど力を入れている。
森永氏はこの構想に関して、全面的に賛成だと言う。
その理由として、まずは地球温暖化対策。イギリスのグラスゴーで開催されていたCOP26での目標を達成するには、「ライフスタイルを変えるしかしかない。暖房は薪ストーブ、電気は太陽光パネル」(森永)とするが、その実現はなかなか難しいとも。大都市のタワーマンションのような電力を大量に消費する生活スタイルはなかなか捨てられず、COP26で日本が石炭火力に拘った理由もそこにあると分析する。
さらに、災害対策もその理由に挙げた。東京と大阪という大都市に、政治・経済・文化機能が集中していることは危険だと指摘した。近年、全国各地で自然災害が起こっており、大都市から地方に様々な機能を分散していかないと、「何かあったときに持たないぞ」と、その必要性を強調した。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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