中元日芽香「周りに話を聞いてほしいという人がいたら、傾聴について頭に入れておいてもらえるといい」社会人にも必須の力、傾聴とは?~11月22日『中元日芽香の「な」』

中元日芽香「周りに話を聞いてほしいという人がいたら、傾聴について頭に入れておいてもらえるといい」社会人にも必須の力、傾聴とは?~11月22日『中元日芽香の「な」』

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『中元日芽香の「な」』が、11月22日(月)午前7時に更新され、「中元のつぼ」のコーナーで傾聴について取り上げ、カウンセリングにおいて傾聴がいかに重要か話した。

傾聴、傾けて聴くことはとても難しいと語る中元。

聴いているリスナーに対してたとえば、と語り掛け、「相談者が仕事は苦手だし美人じゃないし職場の人たちは多分私を使えない人だと思ってる。だって取り柄が一つもないんですもん。と言ったとする。その時の第一声、なんて返しますか?」と質問を投げかけた。

(相談者が)友人であれば、自分のことそんな風に言わないでよというと思うという中元。ただ、傾聴において、そんなことないですよはベストアンサーではないという。

「私が(カウンセラーの)お仕事として話を聞いているときは、そうなんですかと返す。あなたはご自身に対してそういう風に評価しているんですね。という意味の相槌。次に、なんで仕事が苦手と感じるかや、容姿に対してどんな風にとらえているかとか、職場の人たちのどんな態度で使えない人だと思われたと感じているかなど、その人が思っていることに対してもう少し深く聞かせてくださいというアプローチをする。話を聞いていくうちに、その評価偏ってない?ということを一緒に考えていく」という。

傾聴はカウンセリングに必須な能力だという中元。それは何故か。中元はこう語る。

「冒頭でも言ったが、そんなことないですよと言ったらそこで会話が終わってしまう。この人自分のことわかってくれないと思って心を閉ざしてしまうかもしれない。相手の立場に立って物事を考えるのは難しいが、相手を深く知るために大事なスタンス。基準は人それぞれ。東京大学に通っている人が自分は頭が良くないと言ったとする。私個人の物差しでは、東大なんて頭いいに決まってるじゃんと思うが、そう思ってそんなことないんじゃないですかと言ってしまえば、会話が止まってしまう。現に、その東大生の周りには頭のいい人が多くて成績は周囲と比べて下の方かもしれない。そんな時に、カウンセラーにそんなことないよと言われてしまったら、この人にはもう話さなくていいとなってしまう。相手の話を聞いていくと、謙遜かもしれない。本当に学校で成績が良くないかもしれない。もし周りに話を聞いてほしいという人がいたら、傾聴について頭に入れておいてもらえるといい」

傾聴はコミュニケーションにおいて社会人に必要な能力の一つともいわれているという。

中元曰く、「相手の立場に立って話を聞く力。お客さんが何を求めているか。サービスの提供やアプローチができて損がない」

中元は最後に、友達の場合は、そんなことないよ~。を求められることもあるから気を付けてと忠告を残した。

『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
「過去の配信分もこちらから聴けます」

 

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中元日芽香の「な」

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