「AIが予測?! コロナ第6波の時期と規模は?」 ~11月4日(木) 斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!
新型コロナウイルスの新規感染者数は現在減少傾向にあるが、冬に再び感染が拡大し、第6波が到来するという見方もある。文化放送「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!」のメイン・コーナー「ニュースサキドリ」では、内閣官房の「COVID-19 AI・シミュレーションプロジェクト」に参加、AIを使って新規感染者数を予測している、名古屋工業大学の平田晃正教授に電話を繋いだ。
内閣官房の「COVID-19 AI・シミュレーションプロジェクト」とは、どのようなプロジェクトなのか?
―内閣官房が主催するプロジェクトで、コンピュータに関連する技術のうち、AIやシミュレーションを活用して感染拡大を早めに探知するなどデータ収集・分析や予測などを実施している。
AIを使って、新規感染者数を予測する際は、どのような要素や条件を元にするのか?
―駅やレストラン等複数区分での人流や、気温、湿度、休日か平日か、ワクチン接種率、等の情報を入力し、AIに新規感染者数、重傷者数のパターンを学習してもらう。次に、今後のシナリオを設定し、その情報を入力して、AIに未来を予測してもらう。
冬に再び感染が拡大し、第6波が到来するという見方もあるが、AIはどのような予測をしているのか?
―ワクチンの効果は12月頃から低下を始める。また、12月になると忘年会、帰省、友人などとの集まりもあるので、再拡大の可能性が考えられる。AIの予測では、1月中旬頃に感染者数に小さな山ができると予測している。その規模は、東京で300~600名程度。
平田さんは「AIの予測は、あくまでも感染対策を続けた場合。対策が十分ではない場合感染の規模は大きくなるので、ワクチン接種をしたので大丈夫ということではなく、ワクチンの効果が弱まることも考え、引き続き感染対策を続けることが大切」と語った。
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