「GOTOキャンペーン」の再開は必要か? 観光業界が抱える”大問題”とは 〜11月4日「大竹まこと ゴールデンラジオ」
11月4日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、「GOTOトラベル」事業の再開について取り上げた。キャンペーンの再開は、果たして効果的なのだろうか?
緊急事態宣言の全面解除から1ヶ月あまり。
中断されたままの観光政策「GOTOトラベル」事業について、予算は1兆3千億円が残っている。
しかし再開については、様々な意見がある。
砂山アナ「『去年のGOTO期間で、観光や飲食の消費額の伸びは、他の品目と大きく違わなかった』という分析があります。もし状況が落ち着いて旅行マインドが戻れば、お金を配らなくても、観光地には人は戻ってくると」
大竹「GOTOキャンペーンが始まるぞってことで、業界にはいい声にも聞こえるけど、その効果っていうのが限定的になっちゃうんじゃないかなってことだよね。旅館とか運送とか色々あるんだろうけど、ちゃんとうまく支給できるのかっていう疑問を呈してるわけだよね」
また「観光以外にも支援が必要な分野があるため、優先順位を考える必要がある」という分析も取り上げられた。
大竹「『勝手に上がって来るんじゃないの?』と。『ここにこんなにお金使わなくても、他に使った方がいいところがあるんじゃないか』って。まあ景気が回復してくれば、色々なことは回ってくるわけだからね」
話題になった説を噛み砕きつつ、続けて苦い声を出す。
大竹「ただ言えるのは、旅行業界でも航空業界なんかでもそうだけど、この間にたまった赤字だよね。これどうするかっていうのは、どの業界でも大問題が残ってるよ。GOTOみたいに『これから金を出すよ』じゃなくて、これまでの赤字をどうするかっていうのを、俺はもう少し話した方がいいんじゃないかと思うんだよね」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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