大竹しのぶ「舞台人と客席のつながり」と座右の銘「まあいいか」を語る～11月2日大竹まことゴールデンラジオ

今週の木曜日から舞台「ザ・ドクター」が始まる大竹しのぶは、2019年に「ザ・ドクター」の原作となる舞台をイギリスで鑑賞した際、あまりに素晴らしい演技に興奮し、カーテンコールで立ち上がって拍手をしていたら出演者からウインクをしてもらったことを嬉しそうに語った。すると、タレントの大竹まことが「昔、豆まきの舞台に出演した時、遠くで手を振る男性客に向かって豆を投げたら、その人が倒れながら受け取って視界から消えたことがあって。『取ったー！』って手を挙げてくれて、考えられないけど、繋がった瞬間ですよね」と語ると、大竹しのぶも「わかるわかる！つながる、通じあう瞬間ってありますよね」と共感した様子だった。

次に幻冬舎から発売されたばかり著書「母との食卓　まあいいか３」の話題に及ぶと、大竹しのぶは「私の座右の銘は『まあいいか』なんです」と切り出し、「25歳の頃、最初の旦那さんと『お互いの座右の銘を書きっこして、見せっこしよう』って私が提案して、一斉に見せたら二人とも同じ『まあいいか』だったんです。」と夫婦の秘話を明かした。大竹まことも「自分で決められないことって世の中に沢山あるから、怒ってばかりいてもしょうがないんだよね。」と同意すると、大竹しのぶも「そうそう。苦しいときも嫌なことも、まあいいかって受け入れるんです」と相槌を打った。一方で、大竹まことが「非常に腹が立つと３日は続いて、寝るときに頭に映像が出てくるほどなんだけど。4日経つと、今日おいしいめざしでも食えばいいかな、ってなる」と語ると、大竹しのぶは「一日目にめざしを食べればいいのに」と笑いながら提案していた。

 

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時～3時30分、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。