金子勝「今回は何が起こるかわからないって雰囲気がある」今回の衆院選は何かが違う?〜10月29日「大竹まこと ゴールデンラジオ」
10月29日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)大竹紳士交遊録に金子勝が登場し、衆院選に対する世論調査を取り上げ、今回の選挙のこれまでとの違いを語った。
各新聞の予想がばらついていて、わかりにくい選挙になってきたという金子氏。
「静岡ショックみたいなことも起きたじゃないですか」
10月24日投開票の参議院静岡選挙区補欠選挙で当初は自民党の候補が有利と言われていたがひっくり返ったことを受け、金子氏は「あれも予測がつかないことの一つの例。今までと違って野党が一本化したために一対一の構図になって読みにくくなる。首都圏で71の選挙区のうち、43くらいが野党が有利ないし激戦という構図。全部勝ったら与野党が逆転しちゃう」と話した。
共同通信の調査によると、野党一本化については「評価する」44.7%、「評価しない」48.5%だった。望ましい選挙結果については「与党と野党の勢力伯仲」が49.4%となっている。
大竹は「いいことだと思うけど、この予測っていうのはいい面だけじゃなくて諦めた人にとってはどうせ行っても行かなくても同じということも起こる」と自身の考えを示した。
金子氏はその大竹の不安に対して、少し別の考えがあるという。「今回は何が起こるかわからないって雰囲気がある。考えてみれば小選挙区で自民党は公明党とくっついて、野党側は立憲民主党と国民民主党と、共産党、社民党、れいわ新選組がくっついて一対一の構図で210~220くらいの選挙区に出てきているから、死票にはなりにくい」
金子氏は今回の選挙に対して、「これまでは1強他弱だったのが、1強0、7強くらいで面白いかもしれない」と期待感を示した。
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