今や若年層に限らず、幅広い年代で日常的に使われているSNSは、企業にとっても欠かせないものとなっています。消費行動を分析すると、「認知」→「興味・関心」→「比較・検討」→「購入・申込」という図式があります。つまり、マーケティングによって商品やサービスの情報がターゲットにしっかりと届き売れるためには、まずは認知されることが大事なのです。そこで大きな影響を与えるものの一つがSNSになります。

SNSにも様々な種類があり、特徴も異なります。「LINE」は2011年6月にサービスを開始して以来世界中で利用されるようになり、日本国内の月間アクティブユーザー数は約8,800万人となっています。無料かつ会話のようにカジュアルなやりとりができるので、主に連絡手段として手軽に利用されており、全世代の利用率は86.9％と幅広い世代で利用されています。「Twitter」はリアルタイム性と拡散力が特徴で、特にトレンドに敏感な20～40代の利用が多くなっています。全世代の利用率は38.7％と利用率1位のLINEに次いで2番目に多くなっています。情報の鮮度が高いため、最新情報入手を目的に利用している人が多いです。続いて「Instagram」です。インスタグラマーという言葉を耳にする人も多いと思いますが、Instagramで人気になったインフルエンサーがブランドを立ち上げ、インスタを拠点としてビジネスをしていくケースも増えています。拡散力が低いですが、ハッシュタグを活用して欲しい情報をピンポイントで得られる手段となっています。数あるSNSの中でも、全世界でのユーザー数がずば抜けて多いのが「Facebook」です。30～40代のビジネス層の利用が多く、実名登録なので信頼性の高いSNSになり、主に有益な情報の発見を目的に利用されています。浜カフェオンラインサロンもFacebookを利用して運営しています。最後に若年層を中心に支持を集めている「TikTok」です。拡散力が高く、一般人でも老若男女関係なく人気になれる可能性が高いサービスです。

以上、国内アクティブユーザーが多い順に人気SNSを５つ紹介しました。この他にも全世界で莫大な数のユーザーが存在し、勢いのあるSNSは次々と登場しています。ただ手当たり次第導入するのではなく、それぞれの特性を理解し、目的に沿ったプラットフォームを活用することで、自分たちが求めるユーザーに情報を届けることができます。効果的な運用ができれば、販促やブランディングなどに高い効果が期待できるので、ぜひ上手に活用して欲しいと思います。

様々な社会課題や未来予想に対してイノベーションをキーワードに経営学者・入山章栄さんが様々なジャンルのトップランナーたちとディスカッションする番組・文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」10月18日の放送では、ディップ株式会社執行役員宮内俊樹さん、東京ガス人事部人材開発室採用チームリーダー野田博和さん、東京ガスソリューション共創部VPPグリーンソリューションG森高雪菜さんにご参加いただき、「魅力的な人材を見い出すには」について熱いトークが繰り広げられました。

 

ゲスト紹介

宮内俊樹さんは浜カフェの大常連さんです。早稲田大学法学部卒業後、出版社で15年間雑誌編集者として勤務されます。2006年にヤフー株式会社に入社し、「Yahoo!きっず」や「Yahoo!ボランティア」を担当し、社会貢献サービスやYahoo!天気などのサービスの統括をされました。オリジナルメディア「Future Questions」の編集長を務めた後、現在はディップ株式会社執行役員に加え、株式会社フィラメントCCO、京都芸術大学客員教授など多方面で活躍されています。

続いては野田博和さんです。1999年東京ガスに入社、産業用営業セクションで営業パーソン及び技術支援に従事されました。2011年に環境省に出向し、環境税制補助金制度運用を担当しました。東京ガスに戻られた後は、産業用営業セクションで主に遠隔監視サービス開発・運営、技術開発取りまとめなどを経て、2020年より人事部で採用業務を担当されています。

そして今回特別にもう一人。東京ガス入社３年目の森高さんです。森高さんは東南アジアなどの国づくりをしたいと考え、東京ガスに入社されました。もともと東京ガスには興味がありませんでしたが、「東京ガスに興味のないあなたへ」というフリースタイル採用の言葉が響き、興味を持たれました。他社では面接官の顔色を伺い、役者になって求められる人材を演じていましたが、言いたいことを言いたい放題言った結果、自分が認められてもらった東京ガスからの内定は、とても嬉しかったそうです。次週は、採用される側の視点からお話を伺っていくので、お楽しみに！

 

番組紹介

「浜松町Innovation Culture Cafe」の過去の放送はpodcastでもお聴き頂けます。
（https://podcastqr.joqr.co.jp/programs/hamacafe）
また、オンラインサロンも展開中です。詳しくはこちらをご覧ください。
（https://www.joqr.co.jp/hamacafe/salon/）