選挙に行って得をしよう!「センキョ割」とは?~10月22日(金) 斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!
31日の衆議院議員選挙を前に、気になるのは投票率。前回2017年衆院選の投票率は53.68%で10代、20代の投票率は4割以下と低調だった。若者の投票率を上げるのはどうしたら良いのか?
文化放送「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI」では、「センキョ割」という仕組みで若者の投票率アップに取り組んでいる、一般社団法人「選挙割協会」代表理事の佐藤章太郎さんに電話を繋いだ。
「センキョ割」とはどのような仕組なのか?
―投票に行った人が投票済証明書(投票済証明書を発行していない自治体では、携帯などで撮った投票所の看板の写真)を加盟店に提示して、割引サービスを受け取る仕組み。
どのような店が参加しているのか?
―飲食店、美容院、温泉、旅行会社等、様々な業種の事業主が参加している。前回の選挙では全国のおよそ2000店舗が参加し、一風堂など大手チェーン店からは、過去最高の広告効果があったとの反応を頂いた。今回の選挙では、参加店舗は前回の倍になるのではないかと思う。
「センキョ割」を始めたきっかけは?
―若い人たちの低投票率や社会参加意識の低さを何とかしたいと思った事。
「国民が政治を勉強して投票に行かないと社会が疲弊する」と言った説教くさい事を言っても若者はそっぽを向く。もっとイベント的な楽しい雰囲気の仕組みで投票を促した方が良いのではないかと思い、こういう取り組みを始めた。
若者の投票率が上がったら日本の政治はどう変わると思うか?
―若い人に限らず、より多くの人が投票するようになれば、政治家も「チェックの目が多くなっている」ことを感じ、緊張感を持って政治に取り組んで頂けるのではないか。また、様々な立場の人たちの目線を意識する事で、より「多角的な政策作り」に励んで頂けるのではないかと、期待している。
旬のニュースをジャーナリスティックな視点で掘り下げる文化放送「斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI!」は月~金 午後3時半~5時50分に放送中。
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