南こうせつさんがコロナ禍に送るメッセージ『人には感じる力がある!』~10月21日「くにまるジャパン極」
10月21日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)「くにまるさん、お客さんですよ!」のパート1はシンガーソングライターの南こうせつさんが登場!72歳になる現在のコロナ禍での暮らしや、かぐや姫当時のお話、ニューアルバムのお話などで大いに盛り上がった。
野村邦丸アナ「こうせつさんは今、大分にお住まいということで」
南さん「そうですね。もう長いこと。九州大分の国東半島というところがあるんですけど、そこへ引っ越してもう40年になりますかね。その前は山梨県の河口湖の方の、富士山の二合目近くに居ました」
野村アナ「なんか冬場は水道管が凍ってたり…」
南さん「はぁ~寒くて!零下20℃になるんです、毎朝。でもう『おはよ~っ!』とかいって笑うとその顔戻すのがもう辛いぐらい、むしろその顔のままの方が楽なぐらい、寒かったです」
南さんはコロナ禍の去年からコンサートが延期・中止でゼロ状態に。その間、お住まいの大分の家の近所で鳴く鳥、特にカラスの鳴き声に様々なバリエーションがあることを発見しながら毎日を過ごしているという。
野村アナ「今のお話を聴いてると、かぐや姫時代の曲『うちのお父さん』を思い出しますね。でも、そんな日がこうせつさんに来るなんて誰も予想してなかったんだけども」
そして、およそ2年半ぶりとなるニューアルバム「夜明けの風」を9月8日にリリース。アルバムタイトル曲でもある「夜明けの風」について南さんは……
南さん「歌の中にあるように、今日この日をみんなで生きて行こうねっていう詞なんです。どんなに世界が暗くても、必ず夜明けが来るからっていう風に僕は歌っているんですけど、やっぱり僕たちが生きて行く中で、希望とか夢とか、やっぱりこれを失うと日々が呼吸が出来ない、生きられないというか。根拠はなくても『絶対これは雨が上がって天気になるぞ!』っていう風に思って、まわりの人にもそう伝えるとみんなが「そうかな?」と思う。人には感じる力っていうのがあるんです。これが夜明けが来るという根拠だと思う」と、独自の考えでメッセージを送った。
最後に、野村アナが今週のゲストに毎日伺っている共通の質問「わが人生、もう一度、どうしても行きたいあの場所」について伺うと、
南さん「今ピッと頭に浮かんだのはオーストラリアのパース。そこから1時間かからないな、『ロットネスト島』っていう島があって。カンガルーの小さいので「クォッカ」っていうのがいて、そこ行きたいなあ。自由な感じがしたなあ。星がいっぱい出てて。それがね、ちょっと前にテレビでお笑い芸人の人が行ってたんです。おいちゃん行ったぞ~30年前に!って。それで今思い出したんです」
72歳になっても変わらない音域で、夜明けを信じる力強いメッセージをくれた南こうせつさん。これからも多くの人に元気を届けていくことだろう。
「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。佐藤優氏は第1・第3・第5金曜日にコメンテーターとして登場(スペシャルウィークの来週22日も登場!)radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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