「ドラクエ」作曲家すぎやまこういち氏逝去 意外?な文化放送との関係 ~10月8日「おはよう寺ちゃん」

「ドラクエ」作曲家すぎやまこういち氏逝去 意外?な文化放送との関係 ~10月8日「おはよう寺ちゃん」

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ゲーム「ドラゴンクエスト(ドラクエ)」シリーズなどの音楽を手掛けた作曲家、すぎやまこういち氏の訃報を受けて、10月8日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーと金曜コメンテーターのエコノミスト・会田卓司氏が、その偉業について語り合う場面があった。

東京五輪を盛り上げた『序曲:ロトのテーマ』は5分で作曲

作曲家すぎやまこういちさん(90歳)が先月30日、敗血症性ショックのため亡くなっていたことがわかった。

すぎやまさんは文化放送出身だ。当時、報道部を経て芸能部に在籍、生放送のコンサート番組を担当した。その後、フジテレビに入社、ディレクターとして「ザ・ヒットパレード」などを演出し、1965年に退職した後、フリーの作曲家になった。

ドラクエのテーマソングは、東京五輪の選手団入場曲としても使われたことも、記憶に新しい。ドラクエシリーズの楽曲だけでも、500曲以上を作曲しているという。

「すぎやまさんはクラシックの技法を駆使したゲームミュージックというジャンルを確立させたパイオニアでした。ドラクエのテーマソング、これは誰もが一度は聞いたことがある曲ですよね」(寺島アナ)

「そうですね。日本だけでなく世界でも知られている曲でして、オリンピックの入場曲として使われた時には、世界でも『あ、ドラクエの曲だ』と気づかれたと思います。ゲームのストーリーと同じように、勇気を与える曲だと思います」(会田氏)

「1986年にドラクエ第一作が発売されたということなんですが、音楽を手掛けることになって、なんでも一週間しか作る時間が与えられなかったという。(東京五輪の選手団入場曲で使用された)『序曲:ロトのテーマ』は5分で作曲するなど、すべての音楽を完成させる卓越した手腕を発揮した、と。よく音楽が降ってくるという言い方をしますが、5分ということはそういう感覚なんでしょうね」(寺島アナ)

すぎやまこういちさんの功績をたたえ、追悼の意を表した。

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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