大谷翔平はバッターだけならHR78本!ピッチャーだけなら25勝‼~10月5日「くにまるジャパン極」
ホームラン王と二ケタ勝利は逃したもののメジャーリーグのMVPは大谷選手だという声も多い中、10月5日「くにまるジャパン極(文化放送)」では、野球解説者の江本孟紀さんが大谷翔平のスゴさを独自の切り口で分析した。
野村邦丸アナ「メジャーリーグの【MVPは大谷翔平で決まり!】みたいな報道がありますが、江本さんから見た大谷選手の一年はどうでしょう?」
江本氏「バッターだけやっていたら78本ホームラン打っているでしょうね。ピッチャーだけなら25勝している。こういうこと言うと『二刀流に反対している』って言われるんですけど、そうじゃない。勿体ないっていうのがどっかにあるんですよ、野球していた人間にとっては…」
二刀流について江本さんは…
江本氏「ピッチャーやったり、バッターやったりするから、勝ち星や本塁打はどうしても減りますよね?これをどうとるかなんです。アメリカも最近スーパースターがいなくて話題がなくメジャーな球団以外は人気がないから話題性が欲しい。だから大谷選手を二刀流で煽ってしまう」
野村アナから
野村氏「大谷選手と対戦するとしたら、投手・江本孟紀はどこを攻める?」と聞かれると…
江本氏「まぁ、カラダめがけて投げます(笑)」と冗談で返しながらも大谷選手のバッティングフォームについて鋭く分析。
江本氏「日本ハム時代は足を上げて打っていた。アメリカ行っても最初は足を上げて打っていたけど、ここ1~2年は足を上げなくなった。土台を固めて打つ打ち方が大谷選手の一番の特徴」
足を上げずに打つ打ち方はなぜ良いのか?
江本氏「足を上げて打つ打ち方はデッドボールを逃げられないんですよ。アメリカのピッチャーは体に向かってバンバン投げてくる。だから逃げることも必要。そういうことも頭に入れた頭脳的なフォームなんです。足を上げずに打つ打ち方はバッティングの原点で張本勲さんと一緒。大打者っていうのはステップしないんですよ、アホみたいに…『アホみたい』は余計でしたけど(笑)」とわかりやすく解説。
結論として…
「ただパワーがあるだけではあそこまで打てない。やはり頭脳がないと…」と大谷選手の野球脳の高さを褒め称えた。
「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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