高田純次&浦沢直樹が日米のドラマ制作の違いについて語る 〜10月3日「純次と直樹」
10月3日(日)に放送された「純次と直樹」(文化放送)にて、高田純次氏&浦沢直樹氏が日本とアメリカのドラマ制作の違いについて語り合った。
浦沢さんから借りた『ブレイキング・バッド』を見た高田さん。
高田「主役に無名の人を起用してお金をかけてるのがすごいよね。ペイするかどうか賭けだよね?」
浦沢「賭けに出ることがアメリカではできて日本ではできないのか、ってことですね」
高田「人材がいないのかな?」
浦沢「日本って割と同じ人が、毎回毎回、出るって決まっちゃってますよね」
高田「う~ん」
浦沢「この人誰?っていう方が主役をはれるのがすごいですよね」
高田「日本では『ブレイキング・バッド』みたいな作品を作るのは難しいかもね」
日本とアメリカにおける映画やTVドラマ制作の違いについて話す二人。
浦沢「謎なのが、無名な人を起用って言うけど、売れるまでどうやって暮らしてるんでしょうね」
高田「『ファーゴ』は端役まで全員上手いじゃない?」
浦沢「そういう役者さんたちはどうやって食ってるんでしょうね」
高田「松重豊さんが食事するドラマあるじゃない。街の食堂に行って、店員さんのおばちゃん役がまあ普通で良いのよ」
浦沢「本当にこのお店の人なのかな?って思ったら女優さんなんですよね」
高田「そういう、うまい役者さんが埋もれちゃってるのかな~」
浦沢「ねっ」
高田「俺も、十津川刑事の亀井さんの話が来たらね、やり方変えようかな」
浦沢「高田さんも本気出しちゃっていいんじゃないですか?」
高田「そうなのよ、9割遠慮、実力が1割なのよ」
高田「アメリカドラマは驚くねぇ」
浦沢「高田さんもアメリカ行ったらどうですか」
高田「そうだね、まずは皿洗いから始めようかな」
浦沢「その年で?!(笑)」
また、番組では、『この本がすごい!「小学生なら知っておきたい教養366」』、投稿コーナー「今週のツブヤイター」などが放送された。
「純次と直樹」は日曜夕方5時から、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。