えのきどいちろう氏、パリーグ首位攻防戦が世間で注目されず嘆く〜9月10日「くにまるジャパン極」
9月9日までロッテとオリックスの首位攻防戦が繰り広げられた。日刊スポーツによると、開幕100試合以上を消化後にこの2チームが首位攻防戦を演じるのは初めてだという。
これについて、9月10日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)でコラムニストのえのきどいちろう氏は、「胸アツの戦いをやってるのに、ほとんど注目されていない」と嘆いた。一体、何が起きていたのか?
ロッテとオリックスの首位攻防戦が新聞でどれだけのスペースで報じられたか?野村邦丸アナとえのきどいちろう氏が触れた。
野村アナ「日刊スポーツは5ページ目でやっと出てきましたね。」
えのきど氏「スポニチは、6面のページの端っこの7センチくらいの縦長のスペース。”昇格即!小窪弾でロッテ堅首“。小窪の話ですから、半分、カープの話みたいなものですよ。」
野村アナ「ちっちゃいなー。パリーグの首位攻防戦ですよ。」
まずは、野村アナ、えのきど氏が、今シーズンのパリーグの状況を伝えた。
野村アナ「今シーズンのパリーグは、期待されつつもいつもかんばしくなかったオリックスがずっと首位を走ってたんですけど、ロッテが猛追してて、今この2チームが鍔迫り合いを繰り広げている。」
えのきど氏「通常トップを走っているソフトバンクがちょっとうまくいってなくて、ライオンズも低迷している。つまり、常連の上位2チームが割とこけてるような感じ。」
日ハムファンのえのきど氏は、オリックス、ロッテ、日ハムの関係を同じクラスの友達に例えて説明した。
えのきど氏「自分は日ハムファンだけど、ソフトバンク、楽天は優等生グループ。ロッテとオリックスは、日ハムと一緒に職員室に怒られに行ってくれる友達という感じ。今シーズン、日ハムはロッテにこてんぱんにやられてる。あれ?ロッテのやつ、こっそり塾に行ってる。前はテストの直前に日ハムに出題範囲ここだっけって聞いてたのに。オリックスもそんな抜け駆けするような奴じゃなかった。気心知れた仲間で、部活でちょっと帰りが遅くなって家に戻ると、二人がおふくろのカレーを食べてる。そんな奴らだったんです。でも、最近は2人がカレーを食べに来なくなって、おふくろが心配している。そんな感じ。」
では、今回の首位攻防戦はどんなことが起きたのか?
えのきど氏「旧友のロッテとオリックスがこの3連戦すごく頑張ってます。オリックスに大下誠一郎という選手がいて、彼はウエスタンリーグで広島に行ってたんですけど、急に呼び出されて戻ってきた選手。彼が代打で出てきていきなりホームラン。さらに、サヨナラ打を打つ。頭のてっぺんから爆発するような、ありえないような出来事があった。その後、ロッテがやり返して、その次はドロー。1勝1敗1分け。本当にお前ら仲いいね。」
そして、えのきどいちろう氏は今後については、「この後どうなるかわからないよ。これからシーズン終盤戦。血みどろの思い出深いことが起こるだろうなと思って、胸アツでいます。」と話した。この先、パリーグがどうなっていくのか注目したい。
<参考ニュース>
ロッテが九回に追い付き、引き分けに持ち込んだ。0―2の七回に小窪の今季1号で1点差に迫ると、九回には荻野が同点の8号ソロを放った。オリックスは平野佳が打たれた。九回の好機を生かすことができなかった。
(共同通信ニュースより)
「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。えのきどいちろう氏は第2金曜日にコメンテーターとして登場。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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