パラリンピックで「障害」を知る 競泳男子100m平泳ぎ・山口尚秀が金 ~8月30日「おはよう寺ちゃん」

パラリンピックで「障害」を知る 競泳男子100m平泳ぎ・山口尚秀が金 ~8月30日「おはよう寺ちゃん」

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8月30日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、寺島尚正アナウンサーと月曜コメンテーターの郵便学者・内藤陽介氏が、パラリンピックでの日本人選手の活躍について触れ、活躍が障害者の認知度アップにもたらす影響についてトークを展開した。

選手ごとに異なる事情

東京パラリンピック競泳男子100m平泳ぎ、知的障害のクラスで山口尚秀選手が自らの世界記録を更新、1分3秒77のタイムで金メダルを獲得した。山口選手はパラリンピック初出場の20歳。愛媛県今治市出身で、保育園のころに知的障害を伴う自閉症と診断され、幼い頃から祖父母に連れられてプールに通っていた。小学4年生で水泳を始め、本格的に競泳に取り組んだのは4年前のことだという。

2019年の世界選手権では男子100m平泳ぎで当時の世界記録を更新し、優勝。東京パラリンピックの代表に内定し、一躍金メダル候補となった。

「身長が高くて1m87cm、あと30cmの大きな足。蹴る力も強いということですよね。そして肩甲骨周りの柔軟性を生かしたダイナミックな泳ぎが最大の特徴です。世界新で金メダル、すばらしいですよねぇ。でもやっぱりパラリンピックですから、いろんな障害を持っている人がレースに参加しているんですね」と寺島アナが山口選手の紹介をした。

「障害者ってどうしても僕ら一括りにしてしまいますけど、みなさん事情が違うわけじゃないですか。いろんな障害があるということをこの機会に(知ることができますよね)。特に知的障害とか自閉症の方って外から見るとなかなかわからなかったりするので、山口選手のような方がメダルを取ったことで、ご本人じゃなくても周りの方でも、『実はこういうところで困ってるんですよ』ということを知るきっかけを提供してもらえるといいのかな、と思います」(内藤氏)

「だからなのか、東京オリンピックの種目よりも格段に多い、500超える種目がありますよね。いやぁ勉強になりますね」と寺島アナの感嘆とともに話題を終えた。

<参考ニュース>
競泳男子100メートル平泳ぎ(知的障害)決勝で、山口尚秀(四国ガス)が自身の世界記録を更新する1分3秒77で金メダルを獲得した。
(共同通信ニュースより)

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。 またYouTube公式チャンネルではLIVE配信と、放送後にアーカイブでお楽しみいただけます。

【公式】文化放送 おはよう寺ちゃん – YouTube

2021/08/30/月 05:00-06:00 | おはよう寺ちゃん 5時~6時 | 文化放送 | radiko

2021/08/30/月 06:00-07:00 | おはよう寺ちゃん 6時~7時 | 文化放送 | radiko

2021/08/30/月 07:00-08:00 | おはよう寺ちゃん 7時~8時 | 文化放送 | radiko

2021/08/30/月 08:00-09:00 | おはよう寺ちゃん 8時~9時 | 文化放送 | radiko

 

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