パラ日本勢が活躍!最年少メダリスト誕生で「時代変わった」 ~8月26日「おはよう寺ちゃん」
8月26日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、東京パラリンピックの話題が取り上げられた。寺島尚正アナウンサーと木曜コメンテーターのストラテジスト・嶋津洋樹氏は、激しいぶつかり合いと頭脳戦が展開された車いすラグビーの話題で大盛り上がり。さらに全競技最年少メダリストになった、背泳ぎの山田美幸選手の人間性やエピソードにも触れた。
繰り広げられる壮絶な戦いとアスリートの「本気」を観る
寺島アナが「東京パラリンピックが始まりましたけれど、嶋津さん何かご覧なっていますか」と問いかけると、嶋津氏が「車いすラグビーを昨日観ました」と答え、続けて「単純に車いすであったり、どこか人と違うところがあるだけで、駆け引きがあり、ぶつかり合いがあり、精神的にも肉体的にも私たちより強いなと感じさせられました」と語った。
「障害の重い方とそうでない方でポイント制になっていて、持ち点が合計8点以内になっているんですね。手首の力が弱くて狭い範囲の弱いパスしかできない人もいれば、片手でキャッチできて遠くまで投げられる人など、いろんな方が合わさって8点以内でチームを組んでいるんですね」(寺島アナ)
続けて、水泳・背泳ぎで14歳の山田美幸選手が銀メダルを獲得した話題へ。パラ日本勢で全競技を通して史上最年少のメダリストになった山田選手は、2014年から競泳選手を目指してきた。新潟県出身で現在中学3年生、性格は陽気、大人相手にも物怖じせずハキハキと話す性格だ。小学校1年から地元の水泳教室に通い始めた。
「両腕が無く腕を回して推進力を得ることができないので、両脚を曲げたり伸ばしたりして水を蹴るようにして進むと。全て水中で足を動かすため、ほとんど水飛沫が上がらない泳ぎが特徴なんだそうです」(寺島アナ)
山田選手は去年まで自由形だったが、(障害の程度の)重度でクラス分けされた結果、背泳ぎへ転向せざるをえなくなった。
「泳ぐと水を飲むから背泳ぎは大嫌いだったと。それでも一昨年から目標にしていたパラリンピックに出るにはこれしかなかったので頑張った、とのことです」(寺島アナ)
これを聞いた嶋津氏は「すごいですよね」と賞賛した後、「私も水飲みたくないですよ」と山田選手が背泳ぎを嫌った理由に同意。寺島アナは「私はどの泳ぎやっても飲んでしまいますよ。だからプール嫌いなんです」と恥ずかしそうに語った。
最後に「オリンピックもですが、若い世代が出てきて時代が変わったなと感じますよね」と嶋津氏が口を開き、時代の流れとともに世代交代が進んだことを示唆した。
<参考ニュース>
東京パラリンピック第2日の25日、競泳で女子100メートル背泳ぎ(運動機能障害S2)の山田美幸(14)が2位に入り、日本勢史上最年少のメダルとなる「銀」に輝いた。今大会の日本選手団メダル第1号。中学3年生の山田は初出場で最年少記録を塗り替えた。男子50メートル平泳ぎ(運動機能障害SB3)でも2008年北京大会優勝の鈴木孝幸(34)が3位となり、2大会ぶり通算6個目のメダルを獲得した。同100メートルバタフライ(知的障害)の山口尚秀(20)は4位だった。初の頂点を目指す車いすラグビーの日本は、1リーグ初戦でフランスに53―51で勝ち、白星発進した。
(共同通信ニュースより)
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