小田急線刺傷事件、どう防ぐ?…大谷昭宏氏「物理的な対策しかない」〜8月16日「くにまるジャパン極」
小田急線の車内で乗客10人が刃物で刺されるなどして重軽傷を負った事件。どうしたらこういう事件は防げるのか?ジャーナリストの大谷昭宏氏は、8月16日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)で、「物理的に防ぐしかない」とコメント。過去に新幹線の車内で起きた死傷事件後のJRの変化を例に挙げて物理的に防ぐ方法を説明した。
8月6日に起きた小田急線刺傷事件。このニュースを受けて、ジャーナリストの大谷昭宏氏は、この事件をどう防ぐべきか?コメントした。
大谷氏「すごく単純な話かと思いますけど、物理的に防ぐしかないと思うんです。何年か前に新幹線の車内で乗客の女性を殺害した上で、自分が油をかぶろうとして新幹線が止まった事件があった。あの時、私は、新幹線が16両あって、千人以上のお客さんが乗っていながら、なんで車掌とパーサーしか乗っていなんだ。それではやりたい放題だと思いました。」
大谷昭宏氏は、さらにこう続ける。
大谷氏「今は、ガードマンが社内を往復しているが、これが抑止力になる。それで防げるかどうか?もしかしたら無理かもしれません。それでも、抑止するしかない。小田急線のようなぎゅうぎゅう詰めの車両でも、やっぱりガードマンを置くべき。」
新幹線の車内アナウンスの変化にも触れる。
大谷氏「かつて新幹線の車内アナウンスは”不審なものをおみかけしたらお知らせください”だった。しかし、今は”不審なもの、不審な行動をおみかけしたらお知らせください”と直してるわけです。さらに新幹線の乗降口にガードマンが立っている。これだけでもだいぶ違うと思います。」
このように大谷氏は、物理的な対策が重要であることを訴えた。
「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。大谷昭宏氏は月曜日にコメンテーターとして登場。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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