子育ての大きな課題は…『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』
文化放送で毎週日曜あさ9時から放送中の『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』。日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。毎週ゲストの方にお越しいただいて様々なお話を伺うとともに、聴いていて爽やかな気分になれる音楽をお届けする30分です。パーソナリティはフリーアナウンサーの久保純子さんです。
第320回 8/15の放送を終えて
今週は、ママ界のエンターティナー、バブリーたまみさんにお越しいただきました。「バブリーたまみ」が誕生したきっかけを伺いました。
もともとは、友人の結婚式の余興で「バブリーたまみ」というキャラクターに扮したのが始まりで、太い眉毛にソバージュヘアに肩パットが入ったスーツという出で立ちで登場し、読んだ手紙をビリビリに破り、踊り出すというのが大ウケしたため、バブリーダンスの動画をYouTubeにアップしたところ、大反響を呼んだそうです。
現在バブたまさんは、5歳と1歳の2人の男の子のお母さんです。最初は、自分が抱いていた理想の母親像と、自分が実際に母親になった時のギャップにやられたと言います。バブたまさんは、母親になったら母性が勝手に出て、愛おしくて、可愛くて、子供のためなら寝ていなくても大丈夫になると思っていたのが、実際には責任感や恐怖、不安が大きすぎて、全然キラキラしていないボロボロの自分にメンタルをやられてしまったそうです。
バブたまさんが歌う『ママ、いっしょに幸せになろうね』の歌詞は、当時かけられたかった言葉を全部集めたのだとか。「そのままでいいんだよ」「大丈夫だよ」「あなたのままでいい」とは、なかなかお母さんになって言われない、「お母さんなんだから我慢しなさい」「おかあさんのくせに」など求められることが多く、自分自身も「もっと頑張らなきゃ」「変わらなきゃいけない」と思い込んでいて、そのままでいいと言ってほしかったと語ってくださいました。
バブたまさん自身も「お母さんはこうあるべきだ」というのが強かったと言います。そういった、お母さん達の中にある「呪い」が敵になっていて、それを払拭するのは難しい。バブたまさんが日々の中で、毎日発信していく中で、少しずつ「呪いが解けてきました」というお母さん達が出てきてくれたそうです。バブたまさん曰く「自分を大事にすることが結局お母さんを満たすことができ、それで初めて子供達を満たすことができる。お母さんを大事にするって今までになかったなと思って」と。また、「大きな課題はパパ。一緒に子育てをしたい。手伝う子育てとか、パパが参加するではなく、2人の子供だからこそ一緒に子育てして、一緒に悩んで、一緒に苦しんで、一緒に喜びを分かち合って、どうせ後悔するなら一緒に後悔したい。それがママ1人で人間を育てるというのを全部背負ってしまうと、心のワンオペになって、孤独な育児って死にたくなる。あまりの重さに。だからこそ一緒に子育てしたい」と語ってくださいました。
実は収録の日、バブたまさんのご自宅とリモートでつないで録ったのですが、直前までご主人がつきっきりで回線の接続をお手伝いされ、さらに! 収録の邪魔にならないようにと、ご主人が2人のお子様を連れてお出掛けされたのです! バブたまさんの活動をサポートするお姿に、一緒に子育てしているのが伝わってきました。素敵なご夫婦ですね。
次週もバブリーたまみさんにお話を伺います。
お楽しみに! See you!
【本日の1曲目】 ママ、いっしょに幸せになろうね / バブリーたまみ
【バブリーたまみさん選曲】 愛に抱かれて / Superfly
(文/スタッフC)
川口技研のHPはこちらから https://www.kawaguchigiken.co.jp/
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この記事の番組情報
川口技研 Presents 久保純子 My Sweet Home
日 9:00〜9:30
日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。 毎週ゲストの方にお越しいただいて、子育ての喜び、苦労話、思わず笑ってしまったこ…