マクドナルド、あなたの思い出は?国内初出店から50周年 ~7月20日「おはよう寺ちゃん」
7月20日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)にて、ハンバーガーチェーン「マクドナルド」の日本1号店出店(1971年7月20日)から、この日で50周年を迎えると紹介された。紆余曲折がありながらも、半世紀を通じて日本に根付いたマクドナルドとの思い出と共に、その強みについて寺島尚正アナウンサーと火曜コメンテーターの上武大学教授・田中秀臣氏が熱く語った。
食文化から経済指数にまで影響力を及ぼす
マクドナルドの日本第1号店は東京銀座・三越にオープン。マクドナルドは食べ歩き文化の他、ドライブスルーや朝食メニューなども展開してきた。バブル崩壊後の地価下落と共に出店ペースも加速し、現在は2900店舗が存在する。規格化された、徹底的に磨かれた店舗運営のノウハウがその強みだ。
「(日本の)マクドナルド50年なんですね」と寺島アナに話を振られた田中氏は、「そうですね。僕が9歳の時か。いやあ、髪の毛いっぱいあったなあ」との切り返し、寺島アナが「そっちじゃなくてマクドナルド、マックの話です」と笑ってリターン。
「田中さんあたりは銀座という感覚なんでしょうが、私の場合はそこから少し時間が経って(当時住んでいた)立川にマックができて、親に買い物ついでに『マックシェイク買ってきて』と頼んでました」と幼少期を振り返る寺島アナに、「やっぱマックシェイクは結構インパクトありましたよね。あれ美味しい」と田中氏の嬉々とした反応。なお田中氏、ピクルスは苦手だったようだ。
革命的だったマックのエピソードを語る2人。田中氏は「うちの婆ちゃんなんか(マックのハンバーガーと一緒に)味噌汁食べてましたからね」と思い出を共有した。
現在、コロナ禍でも宅配やドライブスルーといった人との接触を控えるサービスを活用して需要を取り込み、好調な売れ行きを進めるマクドナルド。しかし50年間ずっと順風満帆だったわけではない。寺島アナが解説する。
「最大の危機は平成26年(2014年)7月に明らかになった調達先の中国企業による鶏肉の使用期限問題。日本に問題の鶏肉は輸入されてはいなかったのですが、翌年、異物混入が相次いで発覚し、不祥事で深刻な顧客離れが起きました」(寺島アナ)
寺島アナが「マクドナルドの強みは何でしょうね」と疑問を投げると、田中氏は「世界中で同じ品質のものを提供することができる。安定感がありますね。半世紀日本で完全に根付いていますから。マックという1つの独特の食材になっていますよね。そこが大きいですよね」と分析。
寺島アナは、「チキンやポテトやアップルパイ、100円くらいで買えるもの、昔で言う駄菓子感覚っていう値段で美味しいものが食べられるのもありますよね」との視点を持っているようだ。
また、「若い頃に海外旅行先、いろんな国でマックを見ると安心しましたね」と思い出を語る田中氏。「少なくともこれ食べることはできるって(安心しました)」とのこと。寺島アナもこれには同意見で、「確かに海外行って安心するのはマックとセブン‐イレブンですね。『日本と同じだ!』となりますね」と語った。
「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。 またYouTube公式チャンネルではLIVE配信と、放送後にアーカイブでお楽しみいただけます。
2021/07/20/火 05:00-06:00 | おはよう寺ちゃん 5時~6時 | 文化放送 | radiko
2021/07/20/火 06:00-07:00 | おはよう寺ちゃん 6時~7時 | 文化放送 | radiko