川崎重工業の裏金接待 大竹まこと「防衛予算はちょっと潤沢な気がする」

川崎重工業の裏金接待 大竹まこと「防衛予算はちょっと潤沢な気がする」

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4月8日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、朝日新聞デジタルの『だぶつく防衛予算「使わないと」川重の裏金、国税が暴いた「鉱脈」』という記事を紹介した。

番組で紹介した朝日新聞デジタルの記事によれば、海上自衛隊の潜水艦修理をめぐる裏金接待問題で、川崎重工業への税務調査が終結したが、裏金による所得隠しは6年間で約13億円に上り、その他の申告漏れを含めて約10億円を追徴課税されたとみられる。

背景に浮かぶのは、多額の裏金作りができるほど防衛予算がだぶついていた実態で、裏金作りに協力してきた下請け会社の社長は、生々しいやりとりを覚えている。指を2本立てて、川重の担当者が言う。「これだけ使わないかん」

社長が「2千万円ですか?」と尋ねると、担当者は答えた。「ゼロが1個足らん」

社長はこう振り返る。「使わないと翌年の予算が減らされる、裏金を作ってでも使いきらんとあかん、ということだったのではないか」癒着はなぜ暴かれたのか。関係者によると、ある税務署による調査がきっかけだった、と記事にはある。

この記事を受けてお笑い芸人の大竹まことは、アメリカから仕入れているヘリコプター等もアメリカの言い値で購入している噂があるが、このような記事を読むと、防衛予算は「なんかちょっと潤沢な感じがする」と発言した。

フリーライタの武田砂鉄氏は、「防衛産業に対する予算はとにかく青天井だと言われていて、何にどのくらい使うかが何故か正当化されやすく、しかも消耗品でもある。そんな中、今回の川崎重工業はゲーム機やゴルフ用品を購入して接待をしていて、この防衛予算に対してみんなすごく疑問を持っているのではないか」と述べた。また、「先日統合作戦司令部というものができてその透明性に疑問があり、また自衛隊への入隊希望者も少なくて組織として運営できるのかということにも疑問がある。このような状態で予算がだぶついているから使うみたいな話が起きているということになると、やはり防衛予算に対しての不信感は増してくる」と発言した。

 「大竹まことゴールデンラジオ」は平日午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。 

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