6月23日 雨に濡れても濡れなくても… やっぱりB・Jはサイコー!
今回は5月の末に訃報が届いたシンガー、B・J・トーマスの追悼特集。「素晴らしい声の持ち主ですよね。心からご冥福をお祈りしたいと思います」(健太さん)
・B・J・トーマス(1942・8・7~2021・5・29)
オクラホマ生まれ、テキサス育ち。10代からバンド活動を始め、トライアンフスとしてデビュー、ハンク・ウィリアムズの「泣きたい程の寂しさだ」をカヴァーしヒットさせる。ソロではなど合計14曲のTOP40ヒットを放ち、バカラックの「雨に濡れても」と、「心に響く愛の歌」は全米№1に。
*プレイリスト*
★雨にぬれても/Raindrops Keep Falling On My Head
★君を信じたい/I Just Can’t Help Believing
*1970年、全米9位の大ヒット。バリー・マン&シンシア・ワイルの作品で、エルヴィスを始め多くの歌手がカヴァー。B・J自身も2013年、ヴィンス・ギルとデュエットしている。
「B・J・トーマスというと、あまりにも日本では『雨に濡れても』が有名すぎて、それしかないシンガーみたいに思われがちですが、そうじゃない、数多くのヒットがある人なんです」(健太さん)
「アメリカでは大スターなんですね、共和党も民主党もOKみたいな」(邦丸さん)
★ロックン・ロール・ララバイ/Rock And Roll Lullaby)
*1972年に全米15位。これもマン=ワイルの作品。コーラスにダーレン・ラヴのブロッサムズ、デュアン・エディのトワンギン・ギターとアル・ゴルゴーニのファズ、そしてビーチ・ボーイズ・スタイルのコーラスなど楽しい仕掛けが山盛り。
★スティル・ザ・ラヴィン・イズ・ファン/Still The Lovin’Is Fun)
*1977年にレーベルを移籍、自らの名前を冠したアルバム「B・J・トーマス」から「ドント・ウォーリー・ベイビー」が全米17位の大ヒット。続いてリリースされたシングルがこの曲で全米77位。クリス・クリスチャン作。
★バット・ラヴ・ミー/But Love Me)
*クリスチャン・ミュージックに傾倒していた時代、1982年にニック・デカロのプロデュースでリリースしたAORアルバム「アズ・ウィ・ノウ・ヒム」からのシングルで、アダルト・コンテンポラリー・チャートで27位。ケニー・ノーラン作。
<オープニング・ナンバー>
雨/ジリオラ・チンクエッティ
「もちろん『雨』つながりで…中学校のとき、ブラスバンドがよくこの曲を演奏していたのを思い出します」(邦丸さん)
★☆★☆★本編は
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