『大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ』    元気な高齢者のやるべきことは

『大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ』    元気な高齢者のやるべきことは

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情報番組「大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ」では、残間里江子さん(フリープロデューサー)と、大垣尚司さん(青山学院大学教授、移住・住みかえ支援機構代表理事)が、お金や住まいの話を中心に、大人世代のあれこれを語ります。

この連載は、番組内の人気コーナー「おとなライフ・アカデミー2025」の内容をもとに大垣さんが執筆した、WEB限定コラム。ラジオと合わせて、読んで得する家とお金の豆知識をお楽しみください。

★メールまとめ
孤独死が心配。やっておくべきことは?

★メール本文
日がな一日ラジオと暮らしている後期高齢者です。団塊世代の端くれとして、大垣さん世代に大変ご迷惑をおかけした自覚も若干持っております。
さて、妻子もなく親戚もみな世を去っての一人暮らし。人と話すのもあまり得意ではなく、ほぼ引きこもり暮らしです。いずれは孤独死なんでしょうが、長期間発見されないと、いろいろ人に迷惑をかけてしまいそうな気がします。何かやっておいた方がいいことはありますか?
(国立市 のりちゃん(76歳))さん

孤独死よりもヨボらない工夫を
孤独死なんて、そんな先のことまで考えなくてもいいような気がしますが…。なんていうか、申し訳ないけど、もう10年ぐらいは悩まないでいいような気がします。そうはいっても、これからの10年が元気な10年ならいいんですけど、ヨボって10年だと孤独死より よっぽどめんどくさいですよね。孤独死は死んじゃってるから自分は悩まないでいいけど、そこまでが大変だから。

外との接触を保つこと
そんなこと言ってないで、ラジオなんか聞いてないで(笑)、やっぱり外との接触は持った方がいいと思うんですね。一つは国立市を調べてみたら、高齢者見守りネットワークっていうのがあるんです。だいたいどこでもそうなんですけど、地域包括支援センターっていうのができて、割とそういうことを全部考えるようになっています。でも これって役場で考えてるっていうより、その下にいろいろNPOみたいのがあるんです。ですので、まだされる側じゃないんだけど もし他に何もないんだったら、たとえばそういうところにちょっと行かれてみて、まずは見守る側になられるといいかもしれない。

「してあげる側」になろう
市報など見ていると、高齢者の方を集めて何かしようと思ってる催しがよく出てきます。でも、そういうところへ行くと、あまり良くないと思います。高齢者のご相談に乗ってると、行きたいところがあるわけじゃないというケースが多いですので、そういう催しに出かけて行っても、受け身になるばかりです。私が思うのは、何かしてもらう側じゃなくてする側のところを探すのがいいということ。
何かをしてあげるというところでNPOなどに入っていくと、案外たくさんあって。たとえば、高齢者を相手にする側、見守る側に入るとか、ラジオ体操があるなら前でやる側になったりとか…。「してもらってる感」より「役に立ってる感」というのがすごく大事なんですね。そういうのを一つぐらい見つけておやりになると案外続くし、体がヨボらないのが大事だと思います。ネットを叩いて探してご覧になると、いろいろ出てくるはずです。

今日は「元気な高齢者のやるべきこと」について考えてみました。

メールをお寄せいただき、ありがとうございます。

大垣尚司 プロフィール
青山学院大学 法学部教授、一般社団法人 移住・住みかえ支援機構代表理事。

第一線で培った金融知識をもとに、住宅資産の有効活用を研究・探究する、家とお金のエキスパート。

東京大学卒業後、日本興業銀行、アクサ生命保険専務執行役員、日本住宅ローン社長、立命館大学大学院教授などを経て、現在、青山学院大学法学部教授。
2006年に「有限責任中間法人移住・住みかえ支援機構」(現、一般社団法人 移住・住みかえ支援機構)の代表理事に就任。
日本モーゲージバンカー協議会代表理事を兼務。著書に『ストラクチャードファイナンス入門』『金融と法』『49歳からのお金ー住宅・保険をキャッシュに換える』『建築女子が聞く 住まいの金融と税制』『生きづらい時代のキャリアデザインの教科書』など。

家とお金に関するご質問、お待ちしてます
番組では、家とお金にまつわるメールやご質問をお待ちしています。
宛先は、otona@joqr.netまで。

※この記事で掲載されている情報は全て、執筆時における情報を元にご紹介しています。必ず最新の情報をご確認ください

お知らせ
パーソナリティの一人である大垣尚司さんが代表理事を務める一般社団法人「移住・住みかえ支援機構」(JTI)では、賃貸制度「マイホーム借上げ制度」を運用しています。

住まなくなった皆さまの家をJTIが借り上げて、賃貸として運用。
入居者がいない空室時でも、毎月賃料を受け取ることができます。
JTIは非営利の公的機関であり、運営には国の基金が設定されています。

賃料の査定や、ご相談は無料。資格を持ったスタッフが対応いたします。

制度についての詳しい情報は、移住・住みかえ支援機構のサイトをご覧ください。

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楽しいセカンドライフを送るためのご提案などがたっぷり! 金融・住宅のプロフェッショナル大垣尚司と、フリープロデューサー残間里江子が 大人の目線でお届けします。…

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