【お天気気象転結】春は別れの季節です

【お天気気象転結】春は別れの季節です

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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしています! この記事では全文をご紹介。

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▼3月14日配信号 担当
伊藤佳子

春は気温の変動が大きく、天気も変わりやすい。まさに「春に三日の晴れなし」。
ここ数日春本番の暖かさ20度を超える日もありましたが、週末はまた天気が崩れ気温も下がる予想です。
体調を崩しやすくなります。こまめに服装などで調整してください。

3月1日、みのもんたさんが亡くなりました。みのさんには2002年4月から2年間「みのもんたのウィークエンドをつかまえろ」でお世話になりました。

毎週本当に楽しかったし、放送以外でも自分ひとりでは絶対に行かなかったであろう伝説のショーパブ「六本木金魚」に連れて行っていただいたり、会わなかったであろうたくさんの方たちにお会いすることができました。冬でもコートの中は半袖で、外でサインを求められると決して断らず、パイプをくわえながら箸袋にでもサインを書いて渡していらした姿が目に浮かびます。
スタジオにリスナーを招いての公開放送でも、サービス精神旺盛なみのさん、中高年女性にはお得意の「お嬢さん!」と呼びかけて、場を盛り上げる技はそれは見事なものでした。



△四谷にあった頃の文化放送 第5スタジオにて

意外に思われるかもしれませんが、当時みのさんからは「本を読むように」、生CMの読み方も例えば「なめらかでコクがある」という言葉を「今日はこう表現しよう」と毎回変えてみる工夫を、などアドバイスいただき、「文化」という言葉もよく口にされていましたね。
当時すでに数多くのテレビ番組を担当されていましたが「仕事を選ぶなんて言ってるやつがいる、そんなやつはダメ」と切り捨て、ある番組の司会者が決まったというニュースを聞けば、スケジュール的に絶対無理なのに「なんで俺に話が来なかったんだろう…」と半分真面目につぶやいていました。
「俺たちは体ひとつあれば、仕事ができるんだ」とも。
番組収録中に私がある動物に腕をかまれたことがあるのですが、みのさんが素早く消毒液をじゃぶじゃぶ大量にかけて洗い流してくださったことも忘れられません。
思い出は尽きないですが、アナウンサー・司会者としてだけでなく、人としても間違いなく唯一無二の輝くような魅力ある方でした。
お仕事をご一緒させていただき本当に光栄でした。ご冥福をお祈りいたします。

都庁・気象庁担当記者 気象予報士・防災士 伊藤佳子

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