ワクチン接種「バラツキは仕方ない」自治体ごとの格差をどう見るか ~6月21日「おはよう寺ちゃん」
北海道・東京・愛知・京都・大阪・兵庫・福岡の7都道府県は本日6月21日(2021年)から緊急事態宣言が解除され、まん延防止等重点措置に移行した。64歳未満へのワクチンの接種も始まり、飲食店では酒類の提供も条件付きで認められ、次第にコロナ禍からの回復が見られるようになってきた。この日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では寺島尚正アナウンサーと月曜コメンテーターの郵便学者・内藤陽介氏が取り上げた話題の中から一部をピックアップした。
子供への接種には戸惑いも
全国的に医療従事者や65歳以上の高齢者へのワクチン接種は順調に進んでおり、12~15歳への接種もいよいよ始まる気配が見えてきた。
産経新聞の集計によると全国46道府県庁所在地と、東京23区の計69市区のうち、約4割の28市区が接種券の発送時期を決めるなど、12~15歳への接種を具体的に検討しているとのこと。また11の市区は予約受付や接種の開始日も確定している。若年層への接種拡大の動きが進む一方、高齢者対応に追われる自治体との格差が目立ち始めている。
「河野太郎ワクチン担当大臣が子供の接種を促す一方、文部科学省や関係学会は身体的影響も含め、慎重な姿勢を示していて、自治体の間には戸惑いも見られています。この12~15歳への接種の対応にバラツキがあるというニュースは内藤さんどう思われますか?」と寺島アナが話題を振ると
「自治体によって人口構成も違えば地理的な条件も違うので、バラツキが出るのは仕方がない。遅れているところを叱るというよりは、打てるところはどんどん打ってくださいということだと思います。特に12~15歳といえば小中学生ですから、僕らが子供の頃は学校で集団接種をするのが当たり前の世代ですから、強制はいけないかもしれませんが、やっぱり効率はいいですから、どんどんやっていただきたいですよね」と内藤氏はコロナ禍終息に向けて、ワクチンの早期接種が大切なことを強調した。
「私の周りでも結構打った方が増えてきています。内藤さんももう1回目の接種を終えられて、あとは2回目を待っている状態ですよね」と寺島アナはワクチン接種が多くの人に現実的なものとして迫ってきていることを伝え、この話題を締めくくった。
「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。 またYouTube公式チャンネルではLIVE配信と、放送後にアーカイブでお楽しみいただけます。
2021/06/21/月 05:00-06:00 | おはよう寺ちゃん 5時~6時 | 文化放送 | radiko
2021/06/21/月 06:00-07:00 | おはよう寺ちゃん 6時~7時 | 文化放送 | radiko