トランプ氏が対ウクライナ軍事支援を一時停止に大竹まこと「一時停止はどういうメッセージなのか」

トランプ氏が対ウクライナ軍事支援を一時停止に大竹まこと「一時停止はどういうメッセージなのか」

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3月4日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、「トランプ氏、対ウクライナ軍事支援を一時停止 首脳会談の衝突受け」というロイターの記事を取り上げた。

番組で紹介したロイターの記事によれば、トランプ米大統領がウクライナへの全ての軍事支援を一時停止したと、ホワイトハウス当局者が3日明らかにした。

ある当局者は「トランプ大統領は平和に注力していることは明らかだ。パートナーもその目標に尽力する必要がある。支援が問題解決に寄与しているかどうか確認するため、援助の一時停止と評価を行っている」と述べた。

ブルームバーグとFOXニュースによると、ウクライナの指導者らが和平への誠実な取り組みを見せているとトランプ氏が判断するまで、停止措置を続けるという。

またFOXニュースによると、トランプ政権当局者は「恒久的な支援打ち切りではなく、一時停止だ」と述べていると、記事にある。

この他にも、読売新聞オンラインのカナダとメキシコへの25%関税、トランプ氏が4日発動を明言「もう決まったことだ」という記事も紹介した。

これらの記事を受けてお笑い芸人の大竹まことは、「トランプ大統領がこの関税を解除するのは簡単で、アメリカに来て、アメリカに工場を造って、アメリカで仕事をすれば関税はかからなくなると発言したらしいが、全てにおいて波紋を呼ぶと言うか、乱暴な発言だと私は思う。」と述べた。

また、「武器供与の一時停止は、どのようなメッセージなのか。トランプ氏は一日も早く和平を実現したいと考えていて、それに乗ってこないゼレンスキー氏に苛立っていると発言しているようで、そう聞くといかにも和平を大事にする人のように思える。しかし、本当に和平を実現したいのであれば、武器の供与を一時停止することがどういうことかというのはわかっているはず。そうであれば、どのような目的で軍事支援を一時停止したのか。トランプ氏の言うディールは、誰に対するディールなのかを考えなければいけない。」と発言した。

番組パートナーの小島慶子は、「この関税のニュースだけに関わらず、対ウクライナの対応を見ても、トランプ氏はアメリカ=自分だと思っているのだろう。」と話す。「トランプ氏に対して、大統領職に就いている人であれば当然国益を考えているのだろうとか、外交についても表面に出てくる言動の裏にはプロとしての判断があるのだろうとか、見ている側は思いたくなるが、恐らくそうではなく、トランプ大統領はアメリカ=自分と思っていて、また世界は自分の思い通りになると考えていて、そうならないのであれば、脅したり、揺さぶりをかけたり、さまざまないじめをすれば相手が言うことを聞くと思っている。そんな人が、世界で最も大きな権力を握っているのが現状だと思う」と自身の考えを述べた。

 「大竹まことゴールデンラジオ」は平日午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。 

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