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「ニートになりたくない!」大竹まことが50歳から8か国語習得の原動力に共感
お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30) 2月28日の放送は、青春出版社から発売中の『50歳から8か国語を身につけた翻訳家の独学法』を著した、宮崎伸治氏を招き、本の内容について伺った。
大竹「宮崎さんは『50歳から8か国語を身につけた翻訳家の独学法』という御本をお書きになりました。すごいことをしてますね。失礼ですけど、今おいくつなんですか?」
宮崎「61です、今年62になります」
大竹「50歳から8か国語を身につけた?」
宮崎「外国語の勉強は本当に素晴らしいと言うことに気づいて、そこからもう12年間、一日も休まずに勉強しております」
壇蜜「本書に書いてあるんですけど、外国語は何歳からでも始められる、これは本当ですか?」
宮崎「外国語学習に関しては、いろんな要素が組み合っているので、一概に年を取ったら駄目ということではないんです。発音とかだとちょっと上手くいきませんけど、読むことに関しては、年を取っても全然関係ないので、実際、わたくしは50歳から全部始めています」
大竹「前にこの番組にいらした時は、翻訳家でいらっしゃいましたよね」
宮崎「その頃は、本人訴訟をやった後で、沈んでましたね。裁判も3回ぐらいやりましたけど、それで心を病んでしまって地獄に落ちて。それで、40代から、やることがなくなってしまったんですね。つまり、本も出せない、文章も書けない、翻訳もできない。どうしようかなと思って。中年ニートになりたくなかったので、大学の通信教育課程というのが非常に安く勉強できるので、慶応大学と日本大学法学部、商学部とロンドン大学と、それから金沢工業大学と、40代の時に5つの大学を出ました」
壇蜜「多くないですか?(笑)」
宮崎「他にやることなかったんですよ。」
大竹「それは、ニートになっちゃうぞ、という声に追われて?」
宮崎「そうです。何もやってなかったら世間から見たらニートですよね。少なくとも、勉強をしてるんだぞ、っていうので、一応やってまして。それで、ロンドン大学の図書を読んでる時に、外国語の文章を読めるのは素晴らしいなということにひらめいて、そこから外国語の勉強を、50歳から始めました」
大竹「でもあれですよ。ニートになっちゃうぞーの恐怖は、宮崎さんだけではなくて、例えば私なんか、売れないコメディアンっていうか、役者だったときには、その恐怖というか、「あそこのお父さん、毎日散歩してるけど、仕事何?」みたいな感じで。うちのメンバーなんかも、よく、暇なお父さんみたいな扱いをされてました」
壇蜜「何もやることがないって思われるのも嫌だし、自分で思って自覚するのも嫌だったと」
大竹「それで、なんで食ってたんですか、その間?」
宮崎「まあ、ちょっと…」
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