高校無償化へ党首合意 砂山アナ「一言でいうと、所得に関係なく行きたい学校に行けるようになるっていう」

高校無償化へ党首合意 砂山アナ「一言でいうと、所得に関係なく行きたい学校に行けるようになるっていう」

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2月26日(水)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)は、朝日新聞の「高校無償化へ党首合意 29年ぶり当初予算案修正 自公維」という記事を紹介し、大竹がコメントした。

石破茂首相(自民党総裁)と公明党の斉藤鉄夫代表、日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は25日、「高校無償化」などの実施に向けて2025年度当初予算案を修正することで合意した。国会で与野党の協議を経て当初予算案が修正されるのは29年ぶり。石破政権は少数与党だが、維新の賛同で予算案の成立が確実となった。

ポイントはこの高校無償化だったんですが、三党首は昨日の午後国会内で会談。年118800円まで支給される公立・私立高校の就学支援金について、25年度から所得制限を撤廃し、26年度からは私立高校向けに加算される支援金も所得制限を撤廃して上限を年45万7千円まで引き上げることで合意した。

大竹「この支援金制度はちょっと詳細までわからないんだけど、全部を支援するわけじゃないんだよね」

砂山アナ(アシスタント)「一応、学校の施設費の中でも、あくまでも授業料ということですけど、一応今の支援金額については、朝日の二面ですけど、今の支援金額の上限は年収590万円未満の世帯は年39万6千円。年収5900万円以上910万円未満の世帯は年118800円。それを今年4月から11万8千円については所得制限を外す。これで、全員が何らかの支援を受けることができるようになります。これが25年度ですね。そして、さらに来年4月から39万6千円についても所得制限を外し、金額自体も45万7千円に引き上げる。これが今回の高校無償化ということになります」

大竹「そういう所得制限を取っ払うっていうのと公立と私立の違いというのはどうなの?」

砂山アナ「もともと公立と私立関係なく118800円という支援があったんですよね」

大竹「でも、ここがちょっと俺は分かりづらいんだけど、でも、あれだよね。私立も公立も授業料を無償化していこうっていう方向だよね」

砂山アナ「そうですね。私立高校に関しては、26年度から、最大で45万7千円支援金が与えられると」

水谷アナ(パートナー)「これって、我が家は東京都なんですけど、東京都は昨年度からかな。学費の援助があるんですよ。年に40何万?(国の「就学支援金」(上記の118,800円など)と都の「授業料軽減助成金」とを合わせて、都内私立高校平均授業料相当(全日制・定時制課程は年額484,000円、通信制課程は年額265,000円)を上限に助成)。私それ申請し忘れちゃったからすごい悲しいんですけども、それもあって、これもあるの?」

砂山アナ「いやいや、今までは東京都は独自にやっていました。118800円に関しては、全国なんですけど、それに対して、たとえば東京とか大阪などは独自の支援策として、高校のいわゆる授業料が無償化になるように上乗せをしていたということですね」

大竹「それは今度は撤廃するの?」

砂山アナ「ちょっとそこまではまだ出てきてないと思いますけど、基本的にそれが支給されたら、東京との負担はなくなることになると思います」

大竹「負担が国に変わるということだね」

砂山アナ「まあ更にいくらか上乗せみたいなことはひょっとしたらあるかもしれないんですけど、基本的には今ないので、東京は上乗せしてましたけどこれがやっぱり全国でちょっと格差になってたんじゃないですか?みたいな話で、やっぱり国で全国一律でやりましょうということになったと」

大竹「そこまではわかるんだけど、世の中は、格差が開いて、所得格差も開いているわけだよね。すると裕福な家庭とそうでない家庭が必然的に生まれるよね。私立も無償化みたいなことになってくると、全体として、私立の競争率が高くなるっていうことになるのかな」

砂山アナ「公立と私立を比べたときに本当は私立に行きたかったんだよね…でもうちはお金がなかったからという家庭があったとしたら、基本的に私立の人気が高まることになると思いますけど、僕は地方出身なんですけどうちの地元とかは基本的に公立高校の方がいい学校が揃ってます。基本的にみんな公立に行きたいんですけど、公立に落ちてしまった場合は私立に行くみたいなパターンもあるんです。このパターンだと残念ながら公立に行けずに私立にちょっと言葉は悪いですけど行くことになってしまった。となると授業料が保証されますというのは非常にありがたい話だなと思います。でも、東京みたいなパターンですよね」

大竹「アメリカなんかだと私立の方はかなりお金はかかるけど、その代わりガードマンもいますよ。みたいなしっかりとした差があって、やっぱりそこに区別みたいなのがある。一律で無償になるというのはなんか俺はちょっと理解できないんだけど」

水谷アナ「私もそう思う。私立高校無償化っていうのは意味があるのか、ちょっとよくわからない」

砂山アナ「たとえばなんですけど、子供が2人います。3人います。たとえば1番上の子は私立に 行かせられましたけど、下の子は、ちょっともうごめんね。みたいな上の子も大学行っちゃってみたいなことに関しては、無償化されるといわゆる兄弟すべて平等に高校とか選べるようになるという意味では高校無償化というのは、大きいかなと。一言でいうと、所得に関係なく行きたい学校に行けるようになるっていう、選択肢は広がるんじゃないかなというふうには思いますけど」

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