
【水谷加奈の劇場型恋愛体質】最新教習所事情
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中のコラム「水谷加奈の劇場型恋愛体質」。水谷アナが、日々の生活で感じたことを心のままに綴ります。
―2月21日(金)配信分―
18歳の息子リュウジが車の免許を取るというので教習所へ。私のカードで払いたいため一緒についていきました。
ちなみに…。マニュアル免許取得コースなんですが、なんだかんだ総額38万ほどの支払い。高いっ!(オートマ免許の方が少し安い)私が教習所に通ったのが35年ほど前。当時は猫も杓子も免許を取る時代。特に男性は免許がなければ男じゃないと言われたくらいの昭和です。その頃と比べると倍近い料金体系になっています。
「出世払いだからね。私が終電を逃した際には必ず迎えに来るよう。あと、仮免や卒検で落ちた場合余分の料金は払わないよ。一発で合格するように。ダメな場合は自分で払うこと!」
と念を押しておきました。
私のときの教習所は、若い人を呼び込むためカフェ風に模様替えしたりしてオシャレになってきた頃でした。さあ、今はどんな雰囲気になっているのか…自動ドアから入った瞬間思わず声が!
「なんてシンプル!」
受付の前は待ち合わせスペースになっていて黄色いソファが並んでいます。その横にカウンターテーブル。若者がお弁当を食べたり本を読んだりスマホをいじったり。学食のような雰囲気です。
なぜ第一印象で「シンプル!」と感じたのか、ぐるりと見回してわかりました。ポスターや料金表、合宿パンフレットなどが全くないのです。最寄りの駅を往復する送迎バスの時刻表さえ貼っていません。言ってみれば室内に情報が少ない。そうか。みんな各々スマホで情報をゲットするということなのか。時代を感じました。
最近は若い人が車に乗らなくなった。車を買わなくなった。と言われますが、運転は楽しいです。行動範囲も広がります。自分が免許を返納してからは子どもに運転してもらいたいので、将来への投資だと思って払わせていただきます…。
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