【2月3日】シネマログ

【2月3日】シネマログ

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上地    上地由真のワンダーユーマン!今週もよろしくお願いします。今日は月に一度の映画をフューチャーする回、題して「今月のシネマログ」映画ソムリエの「さゆみん」こと東紗友美さん、そして映画評論家の荒木久文さんとお届けしていきます。
よろしくお願いします。

荒木    まず97回のアカデミー賞、この時期になると話題になりますが・・。

東     ああ、来月ですね~。

上地    いよいよ・・・

荒木    ようやく、1月の末に2回ほど延期されていたノミネートが発表になりましたね。ちょっとその話をさせていただいてよろしいですか?
全体として見ると、最多ノミネートは『エミリア・ペレス』という作品ですね。
これは性転換手術を受ける麻薬王を主人公にしたものなんですね。ミュージカル映画でもあります。メキシコの麻薬カルテルのボスが過去を捨てて新しい生活を手に入れるために性別適合手術を受けて、女性として新たな人生を歩み始めたことから起こる出来事をクライムとかコメディとかミュージカル、そういうものを一緒くたにして交えて描いたものなんですね。これ、観ていますか?

東     これ、めっちゃくちゃ、もうとんでもなく面白かったですね。女の子3人の生き様選択、こんなにわかる彼女たちの気持ちがすごいな、って思いながら観ていました。

荒木    そうですか。他にはですね、『ブルータリスト』という作品も多くノミネートされていますね。さらに ブロードウェイの人気ミュージカルを映画化した『ウィキッド ふたりの魔女』という作品、これも10部門で候補入りしていますね。さらにその他としては『教皇選挙』というタイトルの映画と『名もなき者』というボブ・ディランの作品もノミネートされていますので、非常に興味深いところです。
俳優賞で主なところはですね、さっきの『ブルータリスト』のエイドリアン・ブロディですとか、若きボブ・ディランを演じたティモシー・シャラメですね、はい。

上地    かっこいいんですよね。

荒木    はい。それからこの番組でも紹介しましたけど『アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方』のトランプ役のイケメンさんですね、セバスチャン・スタンとかノミネートされています。女性ではですね、目立つところでは『サブスタンス』という映画からデミ・ムーアですね。彼女は初めてのノミネートですよね、たぶん。

上地    意外~!

荒木    去年はね『オッペンハイマー』という超強力な有力作があって、予想通りいろんな部門で賞を獲ったんですけど、今年はもう本命がないんです。

上地    わかんない。

東     どの映画ライターさんとも言っていますよね。

荒木    日本からも3作ほどノミネートされていますので、こちらも楽しみですよね。本選は3月2日の4時から、アメリカのハリウッドのドルビーシアターで行われますけども注目したいと思います。アカデミー賞の話題でした。

上地    今回のシネマログはですね、素敵なゲストも登場します。
どうぞ最後までお楽しみに!今日は月に一度の映画をフューチャーする回、題して「今月のシネマログ」2月公開の映画の中から、私、上地由真とさゆみんがそれぞれ「これはぜひ観てほしい!」と思うおすすめ作品をご紹介していきます。荒木さんにはそれぞれの作品について深掘りしていただきます。
では、さゆみんお願いします。

東     はい。私がご紹介するのは2月28日から公開の『ANORA アノーラ』という映画です。昨年の第77回カンヌ国際映画祭で最高賞であるパルムドールを受賞しました。先ほどお話にあった今年の第97回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞、脚本賞、編集賞と主要6部門全部ノミネートされている今年の非常に話題作になっています。

上地    すごいね。

東     あらすじです。ニューヨークのブルックリンにあるクラブでストリップダンサーとして働くアノーラはある日ロシア人男性の御曹司のイヴァンを客に取って、アノーラ自身もロシア系アメリカ人ということもあり、一瞬で気に入られることになりました。彼がロシアに帰るまでの7日間、1万5千ドルで“契約彼女”になることになりました。
要するに大金持ちに見初められたんです。若き2人の間に燃え上がるような恋が起き、一気に結婚することになりました。ここまではまごう事なきシンデレラストーリーなんですけど、そんな上手くいかないです、人生。イヴァンの両親が結婚取り消しを求めてどうにか別れさせようとロシアから乗り込んできてしまいます。さて、アノーラとイヴァンの運命は?厳しい現実を前にアニーの物語の第2章が幕を開けます・・・というお話でございます。
でね、まずキャスト、注目なんですけど。このアノーラ演じるマイキー・マディソンという方はほぼ新人さん。まあこれまでちょこちょことは出ていたんですけども、これでアカデミーの主演女優賞をノミネートされました。あと 先ほどボブ・ディランの作品でティモシー・シャラメの名前が出たんですけど、ロシアの御曹司を演じる方はロシアのティモシー・シャラメと言われていて話題のマーク・エイデルシュテイン。この方にも注目です。、もう1人注目がいます。今年、助演男優賞にロシア人がノミネートされたんですけど、これが1977年以来、役50年ぶりにロシアの俳優がアカデミー賞にノミネートされたんですけど、このユーリー・ボリソフという俳優さんも出ております。まあスターがいなくてもプロアマ問わないキャスト陣がこういった作品を盛り上げているというところがまず魅力の作品なんですけど。由真さんね、本当にこの作品好きだと思う。まず第一に、目の保養です。

上地    目の保養?

東     もう前半はずっとずっと上がっていくしかない。もうストリップクラブの怪しい雰囲気、女子も好きでしょ?

上地    行ったことあるよ、2回くらい。

東     行ったことある?その話も聞きたいんだけど・・・怪しいライトとかね、怪しい色っぽい雰囲気、大富豪の家、大富豪の息子に見初められてからの華やかな遊び方。もう本当に上がっていく感じなの。あとこのアノーラっていうヒロインが本当に魅力的なんですよ。夜の世界でゴリゴリのストリッパーをやりつつも純粋で、本当にこの御曹司のことがね、好きになっていってしまったりですとか。純粋なの、とにかく。
派手な世界に身を置いて派手なお金を手に入れても、もうずっと純粋なところに等身大なところもあって。結構ね、ぶっ飛んだ世界の話かと思いきや共感できる話でもあり、すごくね、私はこの作品が好きだったんですけど。荒木さんはどういうふうにご覧になりましたか?

荒木    あの~、君たちが憧れるというのがわからないですね。もっと地道な生活をしていかなきゃいけないと思いますよ。ああいう浮ついたね・・・

上地    あっはっはっは!いいじゃん、1回ぐらい憧れてもー(笑)

東     映画だから~、そう!(笑)

荒木    映画だからって~、よくわかりません、はい。

東     でも、あのね、荒木さんに語っていただきたいのはやっぱりこれね、
ちゃんとそういう異次元の話を描きつつも、ショーン・ベイカー監督の作品になっているんですよ。

荒木    そうですよね。ショーン・ベイカー好きですよね。

東     私は好きですね。

荒木    『ザ・フロリダ・プロジェクト』とか、そのタイトル『レッド・ロケット』の名前の由来まで詳しく説明していただきましてありがとうございました、その節は。

上地    あったね~(笑)

荒木    まあ彼の切れ味のいい演出っていうか、非常にテンポのいい全体の流れといい、本当に面白かったですよね。このテーマっていうのは貧しい女性が裕福な男性に見初められるというテーマ・・元々シンデレラだね。だけどセックスワーカーとしての女性とかそれに近い社会的スティグマというのかな、ちょっと偏見のあるコールガールとかそういう女性が金持ちに見初められていくっていうのは、もう『マイ・フェア・レディ』のパターンですね。まあちょっと違うけど。他にもコールガールが劇作家のお客と会って、才能を見出されて人気女優になっていくというイモージェン・プーツの『マイ・ファニー・レディ』というのもありましたね。これも能天気ですけど、面白かったですね。
さっきね、御曹司役のね、たぶんあれはロシアの財閥ですね、新興財閥オリガルヒと言われるところの・・・

東     モデルにしているんですかね。

荒木    モデルにしているんですよね~。すぐ飛行機でアメリカに来ちゃうなんていうのは並みの金持ちじゃできないですからね。

東     いろいろあるんだけど、最後にアノーラはどういう決意をする表情をするのかを含めてものすごく勇気をもらえるとか、かっこいいというか共感できるし。
なんか本当にいい時間でしたね。

上地    いやいや、困っている、荒木さんが(笑)

荒木    まあ、そうでしょうね(笑)

東     ちなみに、これ大事なことを言います、想像以上にエロティックじゃないですか。どうでしたか?たぶん由真さんが思っている以上です。本当に冒頭からお尻のどアップから始まり、でも本当に美しいのよ。

荒木    女性の体の美しさ、本当に強調して出す商売だからね。照明も素晴らしいし、内装も素晴らしいですよね。たしかに憧れますけど、君たちの憧れというのは、ちょっと意外でしたね。

東     本当にね、最後を見ると非常にグッとくる・・・「ああ、この表情のためにこの映画、あったんだな」って思わせるぐらい良い顔をマイキー・マディソンがしてくれているし等身大のヒロインだなと思える作品でした。劇場でまた観に行くと思います。
私が紹介したのは2月28日から公開の『ANORA アノーラ』です。



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上地    続いては私、上地由真のおすすめ作品です。私がご紹介するのは、2月28日から公開の『REQUIEM ある作曲家の物語』という作品です。実はこちらの作品はですね、私も精神科医の一条という役で出演させていただいています。しかも、本日はこの映画の監督、音楽を務められた菅野祐悟監督にお越しいただきました。

菅野    よろしくお願いします。

上地    まずは私の方から簡単に監督のプロフィールをご紹介します。菅野監督は東京音楽大学作曲科を卒業され、2004年に月9ドラマ「ラストクリスマス」で作曲家デビュー。以降 映画、ドラマ、アニメ、ゲームなど多ジャンルで音楽制作を手がけられる一方、クラシック作品やCM音楽でも高い評価を得られています。
それにとどまらず、クリエイターとして多才な才能を発揮しておられ2023年には短編映画『DAUGHTER』で監督デビュー。そして今回は長編映画『REQUIEM ある作曲家の物語』を手がけ、2月28日に公開されます。そんな監督が手がけた今回の作品ですが、まずはリスナーの皆さんに簡単に映画のあらすじをご紹介します。
若き天才作曲家・城島匠は数々の名曲を生み出し、「売れっ子作曲家」として名声を手にします。しかしその華やかな成功と裏腹に彼の心には大きな傷が刻まれていました。
それは大学時代の親友で10年前に亡くなった神野慎吾との約束。自分の死後10年かけて〈レクイエム〉を作ってほしいという願いです。
神野との友情と彼をめぐるある女性との関係が城島の心に深い葛藤を与えレクイエムの作曲は思うように進みません。そんな中、雑誌の取材をきっかけに出会った編集長・向井紗枝は天真爛漫な性格で真っ直ぐに城島に向き合い彼の痛みに寄り添おうとします。
しだいに紗枝は城島に特別な感情を抱くようになりますが、彼の弟子である姫野光一の不祥事が発覚し、城島の孤独と混乱はさらに深まっていきます。また城島の最大の支援者である伯爵こと菅原正義の周囲である黒い事件が発生。紗枝や姫野を巻き込み、城島の人生はさらなる試練にさらされます。多くの愛に支えられながらも葛藤し続けた城島が最後にたどり着いた〈レクイエム〉とは何だったのか・・・?
この映画は、映画やドラマ、アニメの音楽を手がけられる作曲家の菅野祐悟監督による、若き天才作曲家の愛と苦悩を美しい映像で描いた音楽ドラマ・・という作品です。

2025年02月28日(金)公開 / 上映時間:101分 / 製作:2024年(日本) / 配給:S・D・P=アイエス・フィールド (C)2025「REQUIEM」製作委員会
さゆみんと荒木さんにも観ていただいたと思うのですが、どうでしたか?

東     いやもう私、どの画面でもストップしたくなるような、どの画面でもそのまま額縁に入れたくなるような。音楽も良いですし、やっぱり映画って総合芸術だなって、久しぶりにそういう感覚がうわ~ってなって熱くなりましたね。

菅野    ありがとうございます。

東     はい、そういうふうに思いました。私はいろんな自分の人生で影響を受けた作品があるんですけど、だいたい作品のジャンルは違うと思うんですけど、ナタリー・ポートマン主演で話題になった『ブラック・スワン』みたいな夢を、夢だとかその野望に向かって壊れそうになりながらも葛藤していく様子ですとか、最近亡くなってしまったんですけどデイヴィッド・リンチの『マルホランド・ドライブ』みたいな作品も思い出したりとかして。自分が好きだった映画を見ながら少しずつかき集められるような作業をしていくような作品が『REQUIEM ある作曲家の物語』だなと思って。自分の中でも何かを紡いでいるような感覚になりましたね。

東     はい。荒木さんは?

荒木    あの~、私もですね、第1作目の『DAUGHTER』を経てこの映画に、ね。ちょっと中のメッセージが・・・昔とは変わっているようでむしろ内面的な話。このきっかけというのはどういうことなんですかね?

菅野    まあ映画を2作目撮るにあたって、まず自分は今まで作曲の仕事を主にやってきて、それで映画を撮るってなった時に自分の撮る意味のある映画になったらいいなあと思って。作曲家をテーマにしたお話であったら、どんなに上手な映画監督よりも上手く撮れる部分があるんじゃないかなと思いました。
自分自身が音楽家なので長編の第1作目は音楽映画にしたいなと思っていて。
短編第1作目の『DAUGHTER』の時は実はそのとっておいたんですよ、音楽映画にするのは1作目は。

東     なるほどね~。

菅野    そうなんですよ。で、なんか満を持してっていう感じで長編は僕にしか撮れないものを撮りたいなっていうので、まあ作曲家が作曲家の映画を撮ったらその分野で一番詳しいから、自分の撮る意味のある作品になるんじゃないかなと思って。そういう意図があって。

荒木    あと音楽だけじゃなくて、美術系というかアートの使い方も素晴らしいと思ったんですけども、これも絵がお好きだったりして、そういう発想に出たんですか?

菅野    そうですね。なんか、ホドロフスキーさんとか、タルコフスキーさんとか、フランスのアート系の映画が好きで、あとはキューブリックとか自分が好きな人たちのものって絵がかっこいいんですよね。現実と夢の間のような感じっていうのが個人的に趣味で。思っていたのがやっぱりああいう現実と夢を彷徨うような映画って、若干アートよりになっていく作品が多くて。一般の人たちが見ると、ちょっとついていけないな、みたいな映画で。僕は好きだけど、大衆的な映画になると突然映像が格好悪くなっちゃうというか・・・

荒木    うん、そうですね。格好悪くなっちゃうもんね。

菅野    なんか僕からするとこう、見やすくなり過ぎちゃうような感じがあって。なんでなんだろうな?って思った時に、僕は見やすくて尚且つ絵が格好いいみたいなのって、同居できないもんなのかな?って思って。それをチャレンジしたいなって。映画監督やるんだったらそれにチャレンジしたいなっていうのは思っていたんですよね。

荒木    たしかに監督がおっしゃったように、東さんのような方もいれば、ちょっと作品自体が観客を選ぶ映画ですよね。

菅野    まあ、そうですよね。

荒木    それはそれでしょうがないということで監督の全てをここに注入したっていうふうにも思いますよ。

菅野    そうですね。

荒木    そんな中で由真さんも、今回ちょっと難しい役で出ていますよね。精神科医。監督からはどういうふうな演技指導があったんですか?

上地    まず始めに、一条という役はとにかく女神だから優しく、優しく、もう女神でいてみたいな。

菅野    包み込むような、ね。

上地    包み込むような存在でいてください、みたいな。

荒木    そうですか。監督から見て、包み込むような存在になっていましたか?

菅野    本人はすごく「私、さっぱりしていてチャキチャキしている性格だから真逆―」とかって言っていたんですけど、でもなんかいい感じにちゃんと演じてくれていて。なんか結構難しくて、精神科医で包み込むようなキャラクターなのに一方で愛人もやっているみたいなね(笑)感じのちょっと複雑な・・・。

東     アンビバレントな魅力が・・・

菅野    そうそう(笑)なんかそのへんが人間らしくていいなあと思っていて。
主人公もなんか こう、うじうじ、うじうじ、しているわけですよ(笑)そのへんが、
何て言うのかな・・・人間らしい。みんな人間らしくて、その起こっていることは大きかったとしても、悩んでいることはなんかすごく小さいことで、みんな少しずつ悩んで、少しのすれ違いみたいなことで苦しんだりしている人間模様みたいなものが描けたらいいかなあと思っていて。

東     現場ではどのような演出が印象に残っています?めちゃくちゃ怖かったとかはないですか?

上地    えっ?怖くない!こんな感じでずっと優しい(笑)

菅野    あはははは!

東     すごい!

菅野    演技はね、もう役者さんには事前に伝えて。もうカメラ回ったら役者さんにほぼお任せみたいな感じで。

上地    結構本読みの時にもうめちゃくちゃに、こういう感じなんじゃない、みたいな感じで、いろいろ教えていただいて。指導していただいて。現場に入ってからも主演の平岡さんとのシーンだったら平岡さんと一緒に「ここちょっと間を空けた方が伝わりやすいよね」とか、なんか本人同士で話し合ってやっていったというふうな。

菅野    僕ずっと、髪型とか気にしていたよね。

上地    そう!あの、本当に女性をとにかく美しく撮ろうと監督はしてくださって。

菅野    男性も美しく撮りたいけどね。

上地    あっははは・・・!特に女性は綺麗じゃなきゃ、って言って。髪型、本当に「ちょっと、ごめん」って言って、監督自ら、こう・・・

東     毛流れ一本も気にしてくださって?

上地    そう!

東     えっ!それは嬉しい~。

上地    髪型とか、メイクとかも監督が気づいて。

菅野    花瓶の位置とかね。コップの位置とかね。

上地    そうなんですよー。『DAUGHTER』の時もそうだったんですか?

菅野    照明の当たり方とか、そういうのすごく気にしていますね。演技はもうプロの役者さんにお任せして、現場入っちゃったら、あとはもうずっとカメラを見て構図とかカメラ位置、照明、そういうのをずっと見ています。

上地    あんまりなんか「スタート!」とか「OK―!」みたいなの、あんまり言ってなかったですよね。

菅野    言わない。

上地    全然もう・・・

菅野    僕が「オッケ~」って言うと、隣で助監督さんが大声で・・・

上地    「OK―!!」みたいな(笑)

菅野    言ってくれる、みたいな(笑)役者さんたちはみんな、演技自体は本当にかまないし完璧にセリフも覚えてきてくださっているし、もうだから照明とか構図とかで僕が気に入らないとか、あと髪型がどうしても決まらないとか、前髪が・・・みたいのを延々とやっていた感じです。

荒木    まあね、どちらにしろ、そうやって苦労されて全てをつぎ込んだ作品ですから、ぜひ大きなスクリーンで良い音で、今月末ですけど、観てほしいですよね。

上地    これは本当に映画館で観てほしい作品ですね。

菅野    観てほしい!

上地    監督、最後にリスナーのみなさんにメッセージをお願いできますか?

菅野    2月28日から公開になります『REQUIEM ある作曲家の物語』。
極上の音楽映画になっていると思いますので、ぜひ大きなスクリーン、大きな音で良い音で劇場で観ていただけましたら幸いです。今ちょうど宣伝をやっていまして上地さんとか僕の公式Xアカウントでも日々イベント情報など更新されていますのでそちらもぜひチェックしてください。よろしくお願いします。ありがとうございます。

上地    私も出演している映画『REQUIEM ある作曲家の物語』は2月28日から公開です。ぜひ映画館に足を運んでください。菅野監督、ありがとうございました!

菅野    ありがとうございました。

荒木・東  ありがとうございました。

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月 21:30~22:00

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上地由真がメインパーソナリティを務め、アシスタントとして文化放送・山田弥希寿アナウンサーが進行役を務めます。 番組では毎週テーマを設け、“由真的”テイストで進…

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