トランプ氏高関税発動を延期 大竹まこと「分かっていはいたが、これが彼の交渉術」

トランプ氏高関税発動を延期 大竹まこと「分かっていはいたが、これが彼の交渉術」

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2月4日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、トランプ氏が高関税発動の1カ月延期することを表明し、メキシコとカナダ両国と合意したという朝日新聞デジタルの記事を紹介した。

番組で紹介した朝日新聞デジタルの記事によれば、トランプ米大統領は3日、メキシコとカナダに課すと表明していた関税について、発動を1カ月猶予する方針を自身のSNSに投稿した。関税の発動は4日午前0時1分(日本時間4日午後2時1分)に迫っていたが、土壇場で回避され、トランプ氏が両国首脳と直接協議し、国境対策の強化などで合意した。

ちなみにメキシコに対しては、トランプ氏は3日の投稿で、同日朝にメキシコのシェインバウム大統領と協議し、メキシコ側が米国との国境に1万人の兵士を送ることで合意したと明らかにした。兵士は、合成麻薬フェンタニルが米国側に渡ることなどを阻むために配置されるという。

そしてカナダのトルドー首相は、国境対策に13億カナダドルを投じると表明し、メキシコと同じくフェンタニル対策の責任者を任命するほか、国境を24時間体制で監視するなどの追加対策を講じることで、トランプ氏と合意したという。

以上が番組で紹介した朝日新聞デジタルの記事の内容である。

この記事を受けてお笑い芸人の大竹まことは、「分かってはいたが、初めにふっかけておいて、相手方に対策を一生懸命考えさせ、その努力の成果次第で関税を今上げるのか、延期するのか判断していくというのが、トランプ氏の交渉の仕方だ」と述べた。

またフリーライタの武田砂鉄氏は、いよいよ石破首相がトランプ氏との首脳会談に臨むが、そこでトランプ氏側からどのような話が出てくるのか、一番予想されているのは防衛費を上げろという話だろうと話す。歴代アメリカ大統領はこれまでも日本はアメリカに頼りすぎているので、「もっと自国でなんとかしろ」というのが基本的なスタンスではあるが、その圧がより強くなるような気がする、と発言した。

 「大竹まことゴールデンラジオ」は平日午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。 

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