トランプ大統領初日40の大統領令発令。大竹「かなり強烈な言いたい放題という形になってるよね」
1月22日(水)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、東京新聞の「性別は「男性と女性だけ」、「ドリル、ベイビー、ドリル」…トランプ第2次政権は前政権否定から」という記事を紹介し、大竹らがコメントした。
アメリカ共和党のドナルド・トランプ氏(78)が20日、首都ワシントンの連邦議会議事堂で開かれた就任式で宣誓し、第47代大統領に就任した。アメリカ国第一主義を掲げるトランプ氏は就任初日、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」からの再離脱や、新型コロナ対応で「中国寄り」と批判していた世界保健機関(WHO)からの脱退など40本以上の大統領令や覚書などに署名した。国際協調を進めたバイデン前政権からの大幅な政策転換となる。
砂山アナ(アシスタント)「初日にどういうことをやったかというのがまとめてあるんですけど、たとえば国境に関する国家非常事態宣言、南部の国境に軍隊を派遣するとか、不法移民の強制送還、さらにはパリ協定再離脱、世界保健機関WHOの脱退、政府が認める性別は男性と女性だけ、多様性公平性包括性政策終了。メキシコ湾をアメリカ湾に改称、官僚の採用凍結とか、正職員のテレワーク禁止とか、国内だけでもいろいろあります。議会襲撃事件の服役囚らを恩赦、さらには国籍出生地主義の廃止を目指す。今でも外国でもアメリカで生まれた子供はアメリカ国籍を持てたんですけど、これも廃止を目指すと演説の中で述べたりとか大統領令に実際に署名したりといろいろなことを昨日だけで打ち出しました。初日だけ、独裁者になるとの予告通り、トランプ氏がアメリカ大統領の座に戻った20日予想された規模を上回る大統領令が出され、トランプ劇場の第二幕が開いた。「明日明後日しあさって、その後も新聞を読むのが楽しくなるだろう」と支持者の期待値を上げるトランプ氏。アメリカ第一主義の実現に向けて今後も数々の政策をぶち上げる構えで独裁者になるのは初日だけでは終わりそうもないと書いてあります」
大竹「おっしゃる通り、初日だけ独裁者になるわけじゃないっていう見方が大方だね。世界はトランプになって、大統領令をたくさん用意して、てんやわんやってことになってるだろうね。どこの国もどう対処したらいいのか、迷っている。そういう情報は多分おいおい明日とか明後日の新聞でドイツフランスイタリアヨーロッパ。それから中国、グリーンランド、デンマークその辺の話題はその後に出てくると思うけども、ずいぶんだね。性別は男と女だけ。とんでもないことを言い出してるわけだよね。先に知りたいんだけど、大統領例ってあるね。これがどんなものなのかと、効果についても知りたいんだけど」
砂山アナ「これは朝日新聞の説明なんですけど、大統領令どんな狙いと」
大竹「もう100いくつ用意してるらしいけど、 これは全部大統領令で、アメリカは投票で大統領が選ばれるわけだけど、どんなふうなことが大統領令にはあるんですか?」
砂山アナ「アメリカ政府のウェブサイトなどによると大統領令は「連邦機関や軍に対して出す行政命令で法的な拘束力を持つ」と。最初に出したのは、初代ワシントンと言われています。「命令できる内容はあくまで法律に基づいて大統領に認められた裁量内に限られる。ただアメリカの法律は大統領に広い裁量を与えており、大統領令によって大胆な政策変更を試みるケースも目立つ。議会での立法には時間がかかるため、大統領では迅速な政策実現のツールとして使われがちで、濫用への懸念も指摘される。無効を求めて裁判所に訴えられるケースもある」とあります。ちなみにトランプ氏は2017年就任から最初の1週間で4本の大統領令を出しました。1期目の4年間では220本の大統領令を出しカーター元大統領以来の多さになりました。特にイスラム教徒が多い国からの入国を1時禁止する大統領令への署名は大きな波紋を呼んだとあります。これは前回の話ですね」
大竹「結構大統領令には力があるという話だよね。ただ今までの法律もアメリカにはあるわけだから、それと整合性が取れないような時には、裁判になったり、いろんなことにはすると思うけども、でも、かなり強烈な言いたい放題という形になってるよね」
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