「それは土俵からかっぱらってきた?」大竹まことが泥団子の材料に興味津々!
お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30) 1月20日の放送は、講談社から発売中の『土と生命の46億年史』を著した、国立研究開発法人森林研究整備機構森林総合研究所主任研究員の藤井一至氏をお招きし、月曜パートナーの阿佐ヶ谷姉妹とともに本の内容について伺った。
大竹「藤井さんは、大学に行ってまで土団子ばっかり作ってて。ご両親はどうなるんだろうこの子はと、とても心配したと聞いております」
藤井「そうですね。30半ばぐらいまで泥団子を作ってニヤニヤしてるわけですから。やっぱり大学行ったら、ある程度さばけたと思ったでしょうに。しかも、例えば講演会があると、泥団子を持ってきて欲しいというから、子供たちのためにピカピカの泥団子を作るわけなんですけど、行ってみると案外大人しかいなかったり、大人がまた好きなんですね。子どもは自分で作りたがるんですけど、大人はもらいたがるんです」
阿佐ヶ谷姉妹・美穂「今日もお持ちいただいて。ああ、美しい! ピカピカ!」
大竹「本当に、泥団子が和菓子のようにツヤツヤで。藤井さんもものすごい自慢して(笑)。ピカピカに光る泥団子って、結構難しいんじゃないですか?」
藤井「そうなんです。これは土俵とかを作る「荒木田土」という荒川の土砂なんですけどね。砂と粘土のバランスが悪いから、最後、ひび割れなくてちょうどよくて。粘土っていうのは細かい粒子なんですけど、実はよく見ると一つ一つは板チョコみたいな平たい構造をしていまして、それをスプーンの裏で合わせてあげると、みんな同じ面を向くようになって光を反射するようになるんです」
美穂「そういう構造なんですか」
藤井「けっこう難しいですよ。子どもはみんなやりますけど、なんでピカピカになるか説明するのは結構大変です」
大竹「それは土俵からかっぱらってきたんですか?」
藤井「(笑)これは、同じ材料で作ってるんです。土俵もいつか触りたいなと思うんだけどね。川越あたりから同じものを取ってきてると思います」
大竹「もう一つきれいな標本がありますけど、そっちはなんです?」
藤井「これは世界中の土。日本だとだいたい黒色をしてそうなものですけど。アフリカとか南米とかになると赤い土が多かったり、北欧だと白い土が多かったり、凍ってる土があったり、泥炭があったり、落ち葉が積み重なっただけの土があったり、砂漠の土があったりと、色々土があるんです」
大竹「このグリーンの土はどこのです?」
藤井「これは永久凍土です。今既に凍ってないですけど、永久凍土から持ってきたやつです」
大竹「永久凍土は取りに行いった?」
藤井「はい取りに行きました」
大竹「土俵は行かなかったけど?」
藤井「土俵のほうが遠いんです。実はね(笑)」
大竹「考えかたによっては永久凍土のほうが近い(笑)」
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