韓国・尹大統領を内乱容疑で逮捕 現職では史上初

韓国・尹大統領を内乱容疑で逮捕 現職では史上初

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1月16日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、木曜コメンテーターで京都大学大学院教授の藤井聡氏と寺島尚正アナウンサーが、韓国・尹錫悦(ユンソンニョル)大統領の拘束に関するニュースについて意見を交わした。

藤井氏「大統領の逮捕・拘束っていう異例のことが起こったとしても不思議ではない」

韓国の尹大統領の戒厳令宣布を巡り、内乱容疑などで捜査している高位公職者犯罪捜査庁(公捜庁)や警察などの合同捜査本部は15日、尹氏に対する拘束令状を執行した。韓国で現職大統領の拘束は史上初めて。懸念されていた衝突は起きなかった。

寺島アナ「韓国・尹大統領の身柄を拘束しました。藤井さん、これはどうお感じですか?」

藤井氏「戒厳令を出したこと自体が異例の状況ですから、大統領の逮捕・拘束っていう異例のことが起こったとしても不思議ではないですよね」

合同捜査本部によると取り調べは午後9時40分頃に終了した。聯合ニュースによると尹氏はその後、ソウル拘置所に移された。公捜庁は令状を執行してから48時間以内に、より長期の身柄拘束が可能になる逮捕状を裁判所に請求するかどうかを判断するという。

尹氏は拘束令状執行後、事前に撮影していた映像を公開。尹氏は「この国の法は全て崩れた。捜査機関が無効な令状によって執行手続きを強圧的に進めている」と批判。「捜査を認めているわけではないが、韓国の憲法と法体系を守らなければならない大統領として、望ましくない流血事態を防ぐため拘束に応じる」と強調した。

寺島アナ「民主主義の韓国とは思えない事態が起こっている、という指摘もありますが、この辺りは藤井さん改めてどうご覧になりますか?」

藤井氏「民主主義というか法治国家ということですよね。だから今回の逮捕というのは尹大統領の戒厳令っていうのが憲法違反であるということですからね。要は、戒厳令を行うことは尹大統領に権限があるんだけども、国会の制圧っていうところは認められていないところで、それをやったというところが一つの問題ですよね」

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