中国の若者に韓国旅行が人気!理由はデモに参加したいから
野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時)1月15日の放送は、「現代ビジネス」編集次長で中国情勢に詳しい近藤大介氏が出演。デモに参加したいという理由で韓国旅行に行く中国人が急増しているという話題について触れた。
野村邦丸(パーソナリティ)「今、中国の若者の海外旅行先で韓国が人気なんだそうですね」
近藤大介「近い、安いというのと、若い人たちがデモをやりたいんですよ」
邦丸「これがわからないですね。デモをやりたい?」
近藤「中国の国内でデモをやったら、人生を棒に振ってしまいますからできないですよね。なので、韓国に行って、韓国政府を批判したいという若者が多いんです。実際は、韓国の政治に興味はないんですけど。それで、デモが流行ってしまって、韓国にある中国の大使館からデモ禁止令が出ました。理由は、デモをやると警察ともみ合いになって危ないから、身の安全のためだと言っています」
邦丸「建て前でしょ?」
近藤「建て前です。本音はこの人たちが中国に帰ってきて、同じことをやったら困るからです」
邦丸「シリアも人気があるそうですね」
近藤「独裁国家が倒れた時の開放感を味わうためです。さっきの韓国が初級なら、こっちは上級です。ダマスカスの市民がいかにハッピーかを一緒に分かち合いたいみたいです」
邦丸「わからないもんだね~。日本からシリアに行く人で、そういう理由の人いないもんな~」
「くにまる食堂」は平日朝9~13時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。