「この先は治療がありません」大竹がステージ4の癌患う医療ジャーナリストに聞く

「この先は治療がありません」大竹がステージ4の癌患う医療ジャーナリストに聞く

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お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30) 1月10日の放送は、文春新書から発売中の『末期がん「おひとりさま」でも大丈夫』を著した、2020年に前立腺癌が発覚し闘病中の医療ジャーナリスト、長田昭二氏をお招きし、金曜パートナーの壇蜜とともに本の内容について伺った。

大竹まこと「日本人は2人に1人が癌にかかり、3人に1人が癌で命を落とす。このフレーズはご自身が何10回もお書きになっているそうですね。しかし、長田さん自身が2人のうちの1人になりました。癌は分類が5段階ありますが、長田さんはステージ4。これはどういう状態のことを言うんですか?」

長田「もう、この先は治療がありませんと。今やってる治療が効かなくなったらそれでおしまいですよという状況ですね」

壇蜜「やることはあるんですよね」

長田「痛みをとったり苦痛をとるということはあるんですけれども、積極的に根治を目指す治療ではなくなります」

大竹「もともとは前立腺癌だったそうですが、それが今どういう状態になってるんですか?」

長田「前立腺にできた癌が上半身を中心に全身に転移している状況で、検査をするたびに転移巣が大きくなっていると。だから、3ヶ月に1回検査を受けなきゃいけないんですけど、何のために受けてんだろうなって思うような感じですね」

大竹「ステージ4っていうと、ちょっと放っておいた?」

長田「僕はもうかなり放っておいた時間が長いです」

大竹「ですよね」

壇蜜「放っておいた、っていうのは検査を受けなかった?」

長田「検査までの時間も長かったですし、癌が見つかってから手術までも、ちょっとグズグズしてた、っていうのがありますね」

壇蜜「なんでですか?」

長田「検査を嫌がったのは、まあ恥ずかしかったっていうのがあったんですけれどもね。(笑)」

大竹「前立腺癌というとやっぱり下半身ですからね」

長田「あんまり人前でパンツ脱いだ経験が多くないもんですから(笑)」

大竹「そうですけどね」

長田「色々いじられるじゃないですか(笑)」

壇蜜「でも待ってください。疑いがあるんだったら、そんなこと言ってる場合じゃないじゃないですか」

長田「一度やると慣れるんですけれどもね。最初はやっぱりちょっと、できるものなら避けたいなって言うのがあって」

壇蜜「そのままズルズルきてしまった」

長田「僕自身は、癌かもしれないなという思いがあったんですね。ただ、前立腺癌の中には、そんなに慌てなくてもいいタイプがあるんですね」

大竹「そういうこともご存じだった」

長田「なので、ちょっと後回しにして、当時は仕事も忙しかったのでそっちを優先してしまったような感じですかね」

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「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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