田中悠登主将「箱根駅伝で優勝して大手町で笑おう」 青山学院大学壮行会

田中悠登主将「箱根駅伝で優勝して大手町で笑おう」 青山学院大学壮行会

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青山学院大が、12月12日(木)、東京の青山キャンパスで壮行会を開いた。約1200人の学生やファンを前に、ユニフォームサプライヤーのアディダス社が小旗約500本を配布、会場のガウチャー記念礼拝堂前はフレッシュグリーンに染まる中、原晋監督や一部授業のある選手を除く11名のエントリー選手たちが登壇しました。

主将の田中悠登(4年)は隠し持っていた“今年の漢字”として『笑』を披露。「今年のチームのスローガンは『大手町で笑おう』です。箱根駅伝で優勝して笑おうというイメージを膨らませてチーム作りをしてきました」と堂々と挨拶。エントリーメンバーだけではなく、「部員60名全員が必死で走ってチームの底上げをしてくれました。優秀なマネージャー、監督、スタッフ全員で戦います」と熱く決意を語りました。

前回3区で驚異的な走りを見せた“駅伝男”太田蒼生(4年)は「今は順調にこられています。最後の箱根駅伝なのでいろいろな思いがある」とし、「チーム全体が連覇に向かっています。達成できるように、『俺が箱根を勝たせてやる』くらいの気持ちで臨みます」と力強く宣言しました。

また最初で最後の箱根駅伝となる鶴川正也(4年)は「小学生の頃から青学のユニフォームを着て走ることを夢見てきました。3年間、本当に苦しんできて、たくさん努力してきました。1時間ではありますが、箱根駅伝を最高に楽しんですべてを出し切りたい」と箱根への思いを語りました。

原晋監督は「ちょうど1年前は、エースの佐藤一世が盲腸になり、16人中13人がインフルエンザにかかり、ようやく熱が下がった頃。危機的状況からリスタートでした。それに比べると、今年は非常に良い状態に仕上がっている。12月最後の合宿も例年以上」と自信をのぞかせ、「駒澤さんや國學院さんなどライバルはいますが、まずは自分たちの力を信じて、体調をきっちり整えてスタートラインに立てれば自ずと結果はついてきます。『あいたいね大作戦』スタートです!」」と力強く宣言。箱根連覇に自信をのぞかせました。

「三冠」を目標に挑んだ今シーズンは出雲3位、全日本3位。箱根駅伝だけは譲れない
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