中国が日本産水産物の輸入再開検討…その真意は?「だからこういうことをやってくる」
12月23日(月) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が放送。月曜コメンテーターで経済評論家の上念司氏と、中国が日本産水産物の輸入再開を検討していることについて意見を交わした。
このためにカードを取っておいた
寺島アナ「中国政府は来年前半にも日本産水産物の輸入を再開する検討に入りました。東京電力福島第一原発の処理水の海水サンプルを検査し、安全性を確保しうると判断した模様です。対中国に追加関税の強化を掲げるアメリカトランプ次期政権の1月の発足をにらみ、日本との関係改善を急ぐと言います。中国は去年8月、日本による原発処理水の海洋放出を受けて、日本産水産物の輸入を全面的に禁止しました。日本がかねて求めていた水産物の輸入再開が実現すれば、日中関係に追い風となります。中国の李強首相は日本政府が5月から6月ごろの開催を探る日中韓首脳会談に合わせた日本訪問を視野に入れています。輸入解禁の方針を伝える有力な機会と位置付けるとしています。中国政府のこの動きですが、上念さんはどうご覧になりますか」
上念「日米関係に楔を打ちたいというのがバレバレな感じの動きですよね。ロシアを陰で支援してるのでいろいろ制裁を受けて、経済もあまり調子がよくないですから、こういうことをやってくるんでしょうね。5月か6月に本当に日本に来るの?って感じです」
寺島「このためにカードを取っておいた、みたいなものでしょ?」
上念「ですよね。何の科学的根拠もない輸入禁止措置ですから、とんでもないなと思います。これに合わせて福島危ないキャンペーンみたいなのに乗っかっていた、いわゆる左派政党や左派メディアは本当に反省しろよと思いますよね」
<出典>
中国、25年前半にも日本産水産物の輸入再開 – 日本経済新聞
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