ホンダと日産自動車が経営統合へ!将来的には三菱自動車の合流も視野
12月18日(水)の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、水曜コメンテーター・経済アナリストの森永康平氏と番組パーソナリティの寺島尚正アナウンサーが、ホンダと日産自動車が経営統合に向けた協議に入るというニュースについて意見を交わした。
実現すれば世界3位の自動車メーカーが誕生!
ホンダと日産自動車が経営統合に向けた協議に入る。持ち株会社を設立し、傘下に両社がぶら下がるかたちで調整する。将来的に三菱自動車が合流することも視野に入れている。
ホンダと日産は近く覚え書きを結ぶ。日産は三菱自動車の筆頭株主でもあり、この3つが統合されると販売台数800万台を超える、世界でも有数の自動車メーカーが誕生する。
2社は今年3月から協業に向けた検討を始めていたといい、8月に包括的な業務提携を行い、車載ソフトウェア・部品の共通化を協議してきた。一方、三菱自動車もホンダ・日産連合に合流して、競合する方針を示していた。
寺島尚正アナ「今朝の日本経済新聞が大きく1面で報じましたが、ホンダと日産の経営統合、森永さんこれ感想はいかがですか?」
森永康平「そうですね、やっぱり自動車というものは日本だけで売るとかじゃなくて市場が世界なので、そういう意味では世界中にある自動車メーカーというのが、どんどん合併したり協業したりして、一種の数社による寡占マーケットを作ろうとしてますよね。例えばGMとヒュンダイが9月に提携を発表しましたし、同じく9月にBMWとトヨタが燃料電池車での全面提携を発表してますし。グローバルに色んな自動車メーカーが国を超えて協業したりっていう流れの中で、たまたま今回はすべて出てきたプレーヤーが日本企業だったっていう感じだと思いますね。ただうまく行けば、世界3位という非常に大きなグループになるわけですから、今後どうなるかっていうのは気になるところですよね。
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