森永卓郎「お年寄りはもっと丁寧に救ってあげなければならなかった」能登半島地震 増え続ける関連死
お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30)12月16日の放送では大竹と経済アナリストの森永卓郎氏が能登半島地震の関連死に関する読売新聞の記事を取り上げた。
大竹まこと「70歳以上の9割強がこの関連死の中に入っていますね」
森永卓郎氏「私も67になって分かってきたんですけど、例えば給水車来るじゃないですか、若い人はポリタンク持ってひょいひょいって持って帰れるんですよ。でもね、歳をとるとそれが簡単じゃなくなっちゃうんですよね……」
大竹「そうですよね。あとはトイレとかその先の不安とかも色々あるでしょうからね」
森永氏「石川県では最大で停電が4万戸、断水は11万戸で一部を除き停電復旧におよそ2ヶ月半、断水解消に5ヶ月を要したと。寒さや断水で体力が低下し、水分の摂取不足などが原因で尿路感染症を発症して死亡した人もいたと」
大竹「70歳以上で身体に色々疾患が出てきますよね。俺の場合だったら糖尿とか、だから余計フットワークが悪くなると」
森永氏「だからお年寄りはもっと丁寧に救ってあげなければならなかったのに、今回それができていなかったんだと思うんです。また大きな地震がどこかで必ずくるので、これを教訓にしてお年寄りを大切にしようよってずっと言っているんですけど、なかなか合意が得られない」
〈参考〉
能登半島地震・石川県内の関連死229人、直接死を上回る…平成以降の災害で3番目の多さに
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