2日酔い対策に欠かせないオルニチンが、きのこにはしじみの5~7倍!?

2日酔い対策に欠かせないオルニチンが、きのこにはしじみの5~7倍!?

Share

野村邦丸がパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・毎週月曜から木曜9時~13時)内で火曜日の11時半ごろから放送されている「ホクトpresents きのこで菌活~カモン健康!」。きのこを食べて身体の内側から「健康」になる方法について、「日頃の生活の中で気になる健康」をテーマに、毎週、その道の専門家に話を聴く。

今週は、東長崎駅前内科クリニック院長の吉良文孝先生に「アルコールケア」というテーマで話を伺った。

酒は百薬の長という言葉もあるが、それも適量を守ってのこと。お酒はカロリーも高く、つまみとして高カロリー・高脂肪の食事をついしてしまうこともあって、生活習慣病の下にもなりやすい。

では、適量とはどの程度の量なのか。厚生労働省の指針では、男性の1日のアルコール摂取量の目安を、純アルコール量で約20g程度だとしている。女性の場合は、さらにそ2分の1から3分の2程度だそう。これを実際のお酒に換算すると、ビールなら中びん1本(500mL)、日本酒なら1合(180mL)、焼酎0.6合(約110mL)、ウイスキーはダブル1杯(60mL)、ワインなら1/4本(約180mL)グラス2~3杯だというから驚きだ。

ここから、日常の食事面について吉良先生に聞いた。

邦丸「日常の食事面からどんなことに気をつけたらいいですか?」

吉良「お酒の話なので、お酒をほどほどに控えてくださいという話はしています。意外とお酒の分解で時間かかるので、休肝日は必ずお勧めはしてますけども、週に1日ぐらいっていう方いるんですけど、週1だと意外と分解されないので、週2か3。2~3日はとるようにっていう話はさせてもらっています。あとはお食事の時にどうしても一緒に油っぽいもの食べたりすることもあるので、高カロリー・高脂肪の食事は控えてもらって、余計なエネルギー摂取は控えてくださいという形ですかね。あとはγ-GTPが高いという方も多いんですけども、脂肪肝があると普通に高くなったりすることがあるので、そういうリスクがありそうな方には余計気をつけてもらった方がいいかなと思います。あとはオルニチンについても、最近はよく言われていますが、肝臓の機能の働きを助けてくれるという作用を持っています。2日酔いになりにくいと言われていますね。しじみの話で多分出てくることが多いんですけども、キノコにもかなりたくさんのオルニチンが入っていて、シジミの5から7倍ぐらい多いというふうに言われています。なので、積極的にきのこ摂るのは、肝臓の働きを助ける上ではいいことだと思います。あとはオルニチン以外だとビタミンB1と、GABAと言われる栄養素もきのこにたくさん入ってるんですけども、アルコールの代謝をする上で、ビタミンB1はすごく大事であるっていうことと、GABAにも肝臓の機能を助ける働きがありますので、2つ同時にとることで、身体にとっていい効果が出るかなというふうな感じはします」

邦丸「オルニチン・ビタミンB群・GABAが豊富なきのこを取り入れた食事がアルコールの代謝、肝臓にももちろんいいということですね。ですので、乾杯した後はきのこが入っている料理、鍋物でもなんでもいいんですけども、そこから手をつけていくといいのかもしれません」

「くにまる食堂 ホクトpresents きのこで菌活~カモン健康!」は毎週火曜日朝11時半ごろ、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

で開く

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

この記事の番組情報


くにまる食堂

くにまる食堂

月~木 9:00~13:00

その他の主な出演者
CLOSE
その他の主な出演者

リスナーが今気になる政治・経済・エンタメ情報をお届けし、リスナーの意見を紹介する機会を充実させ、”知りたい””言いたい”気持ちに応える場所になります。 毎日通…

NOW ON AIR
ページTOPへ