『大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ』 団塊世代が苦手な大垣さん。新卒時代を振り返って(おとなライフ・アカデミーWEB)

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今を楽しく生きるおとな世代のための情報番組「大垣尚司・残間里江子の大人ファンクラブ」。
残間里江子さん(フリープロデューサー)と、大垣尚司さん(青山学院大学教授、移住・住みかえ支援機構代表理事)が、お金や住まいの話を中心に、暮らしにまつわる様々な事柄を語り合います。

この連載では、人気コーナー「おとなライフ・アカデミー2021」で話した内容をもとに大垣さんが執筆した、ここだけのエッセイを掲載中。
ラジオと合わせてもっと楽しい、読んで得する「家とお金」の豆知識です。

2021年4月3日の放送は、リスナーメールをご紹介。「大垣さんが団塊の世代を嫌うわけは?」という直球の質問に、タジタジの大垣さん。新卒時代をふりかえった、4月にピッタリ?! のエピソードを語ります。

■大垣さん、どうしてそんなに団塊の世代が嫌いなんですか?

今回の放送は「匿名さん」から、「大垣さんが団塊の世代を嫌うわけを教えてください」というご質問をいただきました。

というわけで、今回は全く家とお金の豆知識ではないんですが、団塊の世代の方々について私が思うことについてお話しします。

最初に弁解いたしますと、私は別に「嫌い」とは言っていないんですよ(笑)。残間さんが「大垣さんは団塊の世代が嫌いだよね」と言っているだけで。

ただ、「次の世代のためにも、もう少し問題意識を持って生きてくださいね」とか「あんまりのうのうとしていないでください」とは思いますが・・・。

■人生で最初の上司が、厳しすぎる人だった?!

私が大学を卒業して最初に就職したのは銀行だったんですね。

で、最初についた上司っていうのがもう、とんでもなく優秀で、でも、とんでもなく怖い人だったんです(笑)。私より15歳年上で、団塊よりも少し上の世代だったんですけれども。

私は入社してまだ3年目ぐらいだったんですが、その上司から非常に難解な質問をたくさん受けました。。それに3秒以内に答えないとものすごい勢いで怒られて・・・。毎日、ルール無用の無茶苦茶な戦場で戦っている感じでした。

怖いだけで、すごくいい人だったんですけどね。6年半一緒に仕事をして、最後のほうはわりと好きにさせてもらったりして。

ただ、とにかく怖すぎて(笑)、その人についていけたのは私とあと数人だけでした。

で、そのあとの上司が団塊の世代の方だったんです。本当にいい方だったんですよ。バランスが取れていて、調整力があって。

でも、そういう「いい上司」っていうのが、最初についた上司と比べて、やりたいことをやらせてもらえない障害物か何かのように見えてしまったんですよね。それがそのまま私の「団塊の世代」のイメージに結びついてしまっているんですよね・・・。

■団塊の世代に、大垣さんが望むこととは

でも、団塊の世代って、ものすごい人口なわけですから、強い意思とともにみんなが動けば、団塊だけで社会を変えられるパワーを持っているんです。

だからこそ、やっぱり団塊の世代の方々には、もう少し自分の人生や社会に対して問題意識を持ってほしいんですよね。

もちろん「持っている」と思っていらっしゃる方がほとんどだと思うんですけれども・・・。

そんなわけで、今回は、家とお金の豆知識とは少し逸れましたが、団塊の世代について思うことをお話ししました。

■お知らせ

「移住・住みかえ支援機構(JTI)」では、賃貸制度「マイホーム借上げ制度」を運用しています。
住まなくなった家をJTIが借り上げ、入居者がいない空室時も毎月賃料をお支払い。
また、皆さまの大切な我が家をケアするパートナーとして、入居者トラブルにも責任を持って対応しています。
JTIは非営利の公的機関であり、運営には国の基金が設定されています。
カウンセリングやご相談は無料。資格を持ったスタッフが、皆さまの家についてしっかりとお話をうかがいます。
制度についての詳しい情報は、「移住・住みかえ支援機構(JTI)」のサイトをご覧ください。

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楽しいセカンドライフを送るためのご提案などがたっぷり! 金融・住宅のプロフェッショナル大垣尚司と、フリープロデューサー残間里江子が 大人の目線でお届けします。…

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