「風間杜夫がハリー・ポッター全巻やったって」大竹まこと&大沢在昌がAudibleを語る
お笑い芸人の大竹まことが同世代や全世代の男女に向けてお送りしているラジオ番組、『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30) 12月6日の放送では、水鈴社から発売中の『夜刑事』を著した、作家の大沢在昌氏が出演。Audible版が先に登場した経緯について伺った。
大竹「この本はいつもの出版の人とちょっと違うんですよね」
大沢「この本を作ったのは水鈴社という新しい出版社で、社長は、昔、壇蜜さんを担当した篠原一郎君という元・文藝春秋の編集者なんです。そこで今、手を振ってます」
壇蜜「お世話になりました」
大竹「なんで今回はこの出版社でってなったんですか?」
大沢「Audibleというアマゾンがやっている、いわゆる聞く小説があって、アメリカでは車の中で聞くらしく、すごく売れていて、日本でもこれから人気が出るだろうと踏んでいるんです。つまり、今までは紙の本とAudibleは同時に出るか、紙の本が先に出た後Audibleになることが多かったんだけど、先にAudibleにする作品が欲しいということで、アマゾンから水鈴社を通して僕のところにオファーが来たと」
大竹「なるほど、そういうことか」
壇蜜「なんかすごい実験的ですね」
大沢「そうですね。6月にAudible版の『夜刑事』が発売になって、紙は10月31日です」
大竹「Audibleを先にするっていうのは戦略的だよね」
大沢「小説がAudibleになることで唯一アドバンテージがあるとしたら、漫画はAudibleにならないんですよ。今、電子書籍でも何でも、小説は圧倒的に漫画に水をあけられてますけど、Audibleはどうなんだろうと。僕の他の作品もAudibleになってるんですけど、今年に入ったくらいから数字がすごく伸びているんですよね」
大竹「Audibleを先にしたのが戦略的だというのは、こういう新刊出ると、みんな先に読みたがっているところに普通は紙の本が出るわけじゃん。それを逆にするわけでしょ」
大沢「そうですね。今は紙の本と電子が同時に発売されると、3割から4割ぐらい電子なんですね」
壇蜜「どうしても電子の方が、すぐ手に入りますからね」
大沢「簡単ですからね。携帯に落として読めるし」
大竹「Audibleはね、俺の友達で役者の風間杜夫がハリーポッターをね。全巻やった!」
大沢「うわ大変!」
大竹「こんな厚い本を8巻ぐらいやって、登場人物が50人ぐらい出てくるんだって。風間さん、全部やったらしいよ(笑)」
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