齊藤なぎさが振り返る、受験勉強と人生の岐路「絶対に手を抜きたくない」。「文化放送 受験生応援キャンペーン」インタビュー
文化放送の各番組や協力企業が一体となって受験生を応援する「文化放送 受験生応援キャンペーン」。今年度のキャンペーンガールで、小・中・高と3度の受験を経験した齊藤なぎささんにお話をうかがいました。
※こちらは文化放送のフリーマガジン「フクミミ」2024年12&2025年1月号に掲載されたインタビューです。
いつか自分の番組でaikoの歌詞を語り尽くしたい
─ 以前、文化放送のインターネットラジオ「超!A&G+」にもご出演されていましたね。
齊藤 そうですね。=LOVE(イコールラブ)時代のレギュラー番組『イコラジ“RADIO=LOVE”』に出演させていただきました。毎回どんな曲を流すか、メンバーみんなで話し合ったのはすごく楽しかったですね。「クリスマスシーズンだからイコラブのクリスマスっぽい曲を流そうよ!」とか。
─ 2024年3月の『山下幸輝と齊藤なぎさのレコメン!』でも、軽妙な掛け合いが印象的でした。ラジオへの思い入れはありますか?
齊藤 よくラジオを聴くんですけど、いろんなことをしながらでも聴ける「ながら聴き」ができたり、自分が知らなかった新しい音楽に出合えたりするところが好きです。ファンの方から「レギュラーでラジオをやってほしい」という声をいただくことがあるのですが、私もおしゃべりが好きなので、ぜひまたラジオ番組をやってみたいです。もしラジオ番組を持てたら、音楽が好きですし、特にaikoさんのファンで、歌詞を考察して語るのもすごく好きなので、aikoさんの楽曲の魅力を語り尽くすような番組にしたいですね!
─ aikoさんの大ファンだそうですね。
齊藤 ファンクラブにも入っています。aikoさんが書く歌詞って「女の子の心」をすごく代弁してくれるというか。好きな人を思う気持ちも、きれいな気持ちも、そしてダークな部分も(笑)、全部をさらけ出して書いてくださっていて。だから、「これって、私のことだ!」って思えるんです。aikoさんの歌詞は比喩表現も多いので、考察するのもめちゃくちゃ楽しいんですよ。なにより「悲しくてヘビーなことを、明るく歌ってくれる」ところに救われます。
小・中・高の受験を乗り越えた経験が今に生きる
─ 今回、受験生応援キャンペーンのオファーが来たとき、何を考えましたか?
齊藤 私も過去に受験をがんばった経験があるので、そのことを思い出しました。まず小学校の受験では週に二日、塾に通い続けて、当時は「なんで幼稚園児なのに遊ばせてくれないの?」「なんで受験勉強なんかしなきゃいけないの?」って思っていました。でも、勉強する習慣をつけるのは大事だったんだと今になって思います。中学受験もして、小学5年生ぐらいからすごく勉強量が増えました。
─ 早くから学ぶ習慣がつくのは財産ですね。ちなみに、=LOVE時代に初コンサートと高校受験が重なってしまったと聞きました。
齊藤 大変でしたね。受験勉強や他のお仕事もあって、リハーサルに出られなくて。勉強しながら、メンバーのみんなが歌って踊るリハーサル映像を見ていました。実際にリハーサルに参加できたのはコンサートの前日でした。
─ それで、大丈夫だったんですか?
齊藤 はい。メンバーもすごく支えてくれましたから。それにファンの方が来てくださるコンサートで、中途半端なものは見せられないですし。アイドル活動も高校受験も私の人生なので、「今だけだから、どっちもがんばらなきゃ」って。
─ 大きな成功体験ですね。ちなみに勉強や仕事で台詞を覚えるときなどは、どんなやり方をしていますか?
齊藤 記憶力にはちょっと自信がありまして。勉強の教科書でも仕事の台本でも、まず5時間ぐらい「超集中」して、全て読み込みます。そして次の日から1時間ずつ復習すると、記憶に定着しやすいですね。あと、高校受験では、きれいなノートを作ることにこだわりました。まず書いて覚えて、次に重要なところを色ペンで強調して、何度もノートを見返しました。それが今では、ドラマや映画の台本を覚えることにも役立っています。あと、私の場合、何かをしながらの方が逆に集中できるんです。だから、お風呂に入っている時間や、ジムで走っている時間を活用しながら覚えています。
人生の岐路で、進む道は自分の中で決まっているはず
─ 受験は「人生の大舞台」の一つです。齊藤さんが大舞台に挑むとき、大切にしていることはありますか?
齊藤 将来、振り返ったときに「あのとき、もっとがんばればよかったな」と後悔しないように、全力を出すことを心がけています。お仕事では、自分を見てくださる方がいるから絶対に手を抜きたくないですし。自分の都合で仕事に穴を開けないように、よく寝てよく食べてジムに行って、体調管理にも気をつけています。あとは完全に気合です!(笑)。私、本当に気合でしか生きてないので。
─ 身近な人を応援した、あるいは応援された思い出はありますか?
齊藤 私のことをずっと応援してくれているのは、お母さんですね。朝早くにお弁当を作ってくれたり、お仕事の送り迎えをしてくれたり。仕事が決まったときはお母さんに一番に報告します。お母さんが支えてくれているからこその私ですね。
─ 揺るぎない信頼を感じますね。
齊藤 アイドルのオーディションを受けるときも、お母さんにだけ「受けたい」と相談したら、背中を押してくれました。人生の決断をしなければいけないときは、あまり人に言うタイプじゃなくて、お母さんか親友にしか言わないんですけど、私がどんな選択をしても、いつもお母さんは「がんばってね」と。=LOVEを卒業するか悩んでいたときも、「なぎさの選択は間違ってないよ」って寄り添ってくれました。人生の分かれ道でどっちに進むかは結局自分の中で決まっているような気がするんですけど、それでもつい人に委ねたくなってしまったとき、私自身の決断を後押ししてくれるのがお母さんなんです。
─ それでは、受験生の背中を押す立場になった齊藤さんから、応援メッセージをお願いします。
齊藤 受験は本当に大変ですし、「この結果が人生を左右する」とまで思ってしまうじゃないですか。でも、気負わずに。結果がどうであれ、その努力はきっとどこかで実るはずです。がんばった経験は一生残るものなので、本当に悔いのないように一生懸命がんばってほしいです。そして、たまには息抜きもしてください。みなさんが全力を出しきれるように、応援しています!
「~キミはひとりじゃない~文化放送 受験生応援キャンペーン」
期間: 2024年12月2日(月)~2025年2月14日(金)
特設サイトには、齊藤なぎささんの撮りおろし写真や『レコメン!』パーソナリティからの受験生への応援メッセージなどを掲載!
1月には特別番組『レコメン!受験生応援スぺシャル』を午後10時00分から放送予定です。
<特設サイト>https://www.joqr.co.jp/juken/
【特別番組概要】
■番組名: 『レコメン!受験生応援スペシャル』
■放送日時: 2025年1月放送予定 午後10時00分~午前0時00分(22時00分~24時00分) 生放送
■出演: 齊藤なぎさ、『レコメン!』パーソナリティ(駒木根葵汰、秋山寛貴、矢吹奈子、吉田仁人)
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この記事の番組情報
レコメン!
月曜〜木曜 22:00〜25:00
月曜日は駒木根葵汰、火曜日はハナコ・秋山寛貴、水曜日は矢吹奈子、木曜日はM!LKのリーダー・吉田仁人が担当! Z世代の「好き」にもっと寄り添い、「好き」を拡げ…