生き方に「衝撃を受けた」森山良子、大江千里とジャズアルバムを制作
大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日13時~15時30分)、11月20日の放送に歌手の森山良子が出演。12月18日発売予定、大江千里プロデュースのジャズアルバム『Life Is Beautiful』について語った。
大竹まこと「大江千里さんといろいろおやりになっていて、ニューヨークにもおいでになっているんでしょう?」
森山良子「そうなんです。1年間で4回ほど行って。(日本で私が)ラジオのレギュラーを持っているものですから、1回は録りだめしたり、どなたかに(代理を)お願いできたりするけど、3週間は無理なので、2週間以内に帰ってくる旅を4回ぐらい」
大竹「元気! ニューヨークも楽しいですか?」
森山「楽しいです。最初はスタッフも一緒に行ってもらったんですけど、いまは(物価が)高いですから、ひとりで行って。ニューヨークから、千ちゃん(大江千里)のいるブルックリンまで。ひとりで地下鉄に乗るのは危険だからと言われて、タクシーで行き帰りして。千ちゃんの家のそばに家を借りてお稽古などして。毎回、練習のためのニューヨークだったので、おもしろかったです。知らないことをいっぱい習って」
大竹「よく知らないけどブルックリンの辺りは(治安が)やばくはない?」
森山「やばいらしいですよ。(具体的に現地のことを語る)」
大竹「そんな中で大江さんと何回も打ち合せしている、曲をお出しになるということですね」
森山「そうなんです。彼が学んだジャズの、日本語のアルバムをつくろう、ということで。私もジャズが小さいころから好きで。ジャズシンガーになりたいと思っていたけど気が付いたらフォークシンガーになっていたんです(笑)」
大竹「そうなの(笑)? でもいい曲たくさんあるじゃないですか」
森山「ありがとうございます(笑)。いつも『ジャズを歌いたい』と思っていたので、コンサートでもちょこっと歌っていたんですけど。大江さんはすべてのキャリアを捨てて向こうに行って、ジャズを歌う、という」
大竹「大江さんもすごいよねえ」
森山「そのことに衝撃を受けて、私も思ったけどいろんな事情があって行けなかった。(大江は)思い切ってすべてを投げ打って。本当にすごいな、って。そんな話から入って『私もジャズ好きなのよ』って。(日本に)帰ってくる度にライブへ行ったり、会ってお話をしたり飲んだりしているうちになんとなく運気が高まってきて。ある日、突然『良子さん、一緒にジャズのアルバムつくらない?』って」
大竹「ああ、そう! 何年もの下敷きみたいなものがずっとあって、盛り上がってきて、大江さんからお話が来たと」
森山「そうです。だからすごくうれしかった」
番組ではそのジャズアルバムから、先行配信もされている表題曲「Life Is Beautiful」をオンエアした。そちらも含め、詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。
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