第二次石破内閣政治資金規正法の再改正に意欲 大竹まこと「前のざる法を見ていると不安」
11月12日(火)の大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)では、第2次石破内閣が発足して石破氏が政治資金規正法の再改正に意欲を示したという朝日新聞の記事を紹介した。
番組で紹介した記事によれば、自民党の石破茂総裁は11日召集の特別国会で、30年ぶりの決選投票を経て第103代首相に選出され、自民、公明両党の連立による第2次石破内閣を発足させたとある。また、石破氏は記者会見で、使途公開の義務のない政策活動費の廃止などの政治改革について「年内にも必要な法制上の措置を可能とするべく努力する」と強調して国会対応での協力を野党に求めたが、協議の先行きは見通せず少数与党による厳しい政権運営は避けられない、とある。
他にも記事によれば、石破氏は会見で、政策活動費の廃止のほか、旧文通費である調査研究広報滞在費の使途公開・残金返納や政治資金を監視する第三者機関の早期設置などを挙げて政治資金規正法の再改正などに意欲を示したが、企業団体献金については「高い透明性を確保することで有権者の皆様方にご判断をいただく」として、禁止について慎重な姿勢を示した、とある。
これを受けてお笑い芸人の大竹まことは、「これでは足りないという世間の声を受けて、前に成立した改正政治資金規正法について見直すと言っているが、前のざる法を見ていると、、、」と不安を滲ませた。
またフリーライタの武田砂鉄氏は、政治資金や企業献金についてこれからはガラス張りにして透明性を確保すると言っても、これまでがどうだったかということについて未だ明らかにしていない事には注意が必要であると発言した。
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